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新潟県関川村「七ヶ谷雪ほたる祭り」活性化活動

 2月3日から5日の3日間、新潟県岩船郡関川村で「七ヶ谷雪ほたる祭り」の企画・運営支援ボランティアを実施し、学生48名と事務局員1名が参加しました。

 今冬、関川村では本活動の他、「大石どもんこ祭り」の企画・運営支援ボランティア、フィールドワークを通した関川村の方々との交流及び聞き取り活動の3つの活動をしました。
 この3つの活動共通で「関係性の深化を目指すとともに、今後5年間の関川村に対する展望を描く」という目的を掲げ、学生全員がこの目的を意識して、活動に臨みました。
 
 活動1日目、祭りの会場である旧安角小学校に到着し、到着セレモニーが行われました。
セレモニーでは、「七ヶ谷雪ほたる祭り」を主催するタランペクラブや関川村の方々と学生が、「おかえりなさい」「ただいま帰って参りました」と挨拶を交わしました。
 また、12月から新たに関川村村長に就任された加藤弘村長から「関川村の方々と交流し、有意義な3日間にしてください」という挨拶を頂きました。

 その後、翌日開催される雪ほたる祭りに向けて、3つのグループに分かれて作業をしました。通路を作るための雪踏みや玄関道路の作成、校舎の清掃などを村の方の指導を受けながら行いました。慣れない雪の上でしたが、雪ほたる祭りを作り上げるために笑顔で作業しました。

 作業後、七ヶ谷ふるさと会館にて懇親会が開催され、共に祭りを運営する村の方々と交流を深めました。懇親会の最中には、加藤弘村長への誕生日サプライズが行われ、懇親会参加者全員で村長の誕生日を祝いました。

 活動2日目の午前中は、夕方から始まる雪ほたる祭りに向けて、複数のグループに分かれ、グランドのどもんこ(かまくら)作り、会場玄関に雪灯篭を立てる作業などをしました。

 午後は、雪ほたる祭りが開催されるまで、7つある集落の雪像作りを手伝いました。
 また、村の方と学生が一体感を感じるため、IVUSAが企画し「全員同時記念撮影」をしました。

 雪で作られた灯籠の中にろうそくを立て、火を灯し、「七ヶ谷雪ほたる祭り」が開催されました。
 そして、紙袋とLEDライトで作られた「スカイランタン」を打ち上げ、会場は幻想的でとても美しい風景に包まれました。

 祭りの開催中には、昨年に引き続き「雪ほたるカフェ」を設置し、寄付・募金をしてくださった方にコーヒーやスイーツを提供しました。カフェの中で、学生たちは会場に来た様々な方と楽しく交流をしました。
 その他、来ていただいた方に祭りの満足度などに関するアンケートに答えていただき、来年の雪ほたる祭り開催に向けての貴重なご意見を得ることができました。

 3日目の活動最終日は、祭りの片付け、校舎の清掃のグループに分かれて作業をしました。
 片付け作業を終えた後、今回の活動の反省会をしました。来年の雪ほたる祭りに向けての引継ぎ点や改善点をグループごとに話し合い、全体で共有しました。

 学生同士共有を終えた後、タランペクラブの加藤克徳さんから、「来年はもっとみんなと交流する機会を増やしたい」という言葉を頂きました。

 すべての活動を終え、関川村役場前にて、出発セレモニーが行われました。加藤弘村長から「また夏や来年の冬に帰ってきてください」というお別れの言葉を頂きました。
 最後に学生の「行って参ります」、加藤弘村長の「いってらっしゃい」と恒例の挨拶をし、関川村の方々とお別れをしました。

  最後になりましたが、この活動にご協力いただいたすべての方々に感謝いたします。
  今後ともご協力よろしくお願いいたします。(神奈川大学3年 菅野 航洋)