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23期IVUSA活動報告会(関東)

 6月6日、世田谷区民会館にてIVUSAの東日本活動報告会が行われました。来場者は計699名となり、新入生をはじめ、保護者、活動関係者など、大変多くの方に足を運んでいただきました。また、本年はニコニコ動画サイトを活用しての生中継も行われました。

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会場ロビーにて掲示された展示物

 私たちは2015年度東日本活動報告会のコンセプトとして「社会への宣誓」を掲げました。来場してくださった皆様にIVUSA23期目の誓いを、学生の可能性を呈示するべく、準備を重ねてまいりました。

 15時00分。IVUSAの団体紹介、今期のIVUSAを担う第23期学生役員、役員幹部、学生代表の紹介をはじめとし、本報告会の幕は切って落とされました。学生代表である池田慶輔(日本大学4年)からは、「人と人のつながりによってIVUSAはここまで活動することができている。僕自身そういった人と人が助け合うことがこの社会に起きている多くの問題を解決できるのだと感じている。だからこそ我々の活動を皆様に伝えることのできる場を設けさせていただいたことに感謝しています」との挨拶がありました。

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学生代表による挨拶

 活動報告の部では、数十数百名の隊員からなる各活動、その一人ひとりの気持ちを背負った報告者が、想いの限りの言葉を紡ぎました。時に力強く、時に静かに語りかける報告者に、会場中が真剣な眼差しを向けました。

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環境保護分野の活動報告

 そののち、災害シミュレーション劇が行われました。役者たちが長い時間をかけ練習を積む本劇は、災害の恐ろしさやIVUSAが研修として行っている「危機対応講習」の大切さを伝えるためのものです。次に大切なものを失うことになるのはあなた自身かもしれないことを忘れてはいませんか?役者の迫真の演技による災害現場の怒号や悲愴な声は、そう強く問いかけてくるものでした。

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災害シミュレーション劇にて心肺蘇生を試みる場面

 終わりにIVUSA代表理事である下村誠から挨拶があり、東日本活動報告会は締めくくられました。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。
 私たちの、学生の可能性を感じていただけるものであったと信じています。

 IVUSAの22年間の歴史は、先輩たち、そして現地をはじめとする様々な方々や企業様に支えられながら積み上げてまいりました。私たちは人と人とが共に生きる社会の実現に向け、「前へ」と、本年も確かな一歩を踏みしめてゆきます。
 これからもご協力のほど、よろしくお願いいたします。(法政大学3年 久道 教介)