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宮城県山元町復興支援活動

 2015年8月21日から25日まで、宮城県山元町復興支援活動が行われました。この活動は関東隊員56名と関西隊員59名と事務局員1名が参加しました。

 1日目に青巣神社で結団式を行い、今回の活動のリーダーや私たちと共に山元町で活動してくださる現地の方々を紹介し、隊員のモチベーションを高めました。
 畑・花壇・井戸・笠野側溝の現場に分かれて作業を開始しました。畑と花壇は掘り起こし未だ残っている瓦礫の撤去、側溝では溜まっている泥を掻き出し水が通るように掃除しました。雨の降る中、各現場の作業に取り組みましたが、作業を一時中断し予定通りに進まない場面もありました。隊員が自分にできることをやり抜きました。

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 2日目は各現場に分かれて初日の作業の続きをしました。雨天の中、声を掛け合いながら作業を続け、花壇と公園の作業は目標を達成することができました。
 午後は山元町内でフィールドワークを行い中浜小学校と磯浜、旧山下駅を訪れました。実際に震災を受けた現場を見て、震災を経験された語り部さんのお話を聞き、各隊員がリアルな震災と向き合って考えることができました。
 
 夕食後、隊内交流会を開き隊員だけでなく、現地の方々とも交流し、震災当時の話やそれに対する想いなどを聞き、リアルに震災を感じました。

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 3日目は、井戸・笠野側溝に加えてポニー牧場の現場に分かれて作業しました。3日目も悪天候の中、声を掛け合いながら作業を続け3基の井戸を作り終わりましたが、目標であった5基には届かず、悔しい思いをしました。

 午後から普門寺でバーベキューを行い、現地の方やIVUSAの卒業生から、話を聞き震災当時を少し知ることができました。

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 4日目は、側溝・ポニー牧場の作業に加え、地元の方の交流の場であるみんなの図書館の整備を行いました。
 最後にこれまで整備してきた畑で看板設置セレモニーを行いました。活動拠点のひとつでもある普門寺の坂野住職もこのセレモニーに参加し「これからもとろしく」といった言葉を頂きました。
 午後からはフィールドワークを行い、閖上と岩沼を訪れました。移動中は語り部の方のお話を聞き、震災前や震災後の話を聞き、慰霊碑や各地での復興の進行状況を見て、被害の重さと復興の難しさを改めて実感しました。

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 最終日は朝食後、解団式を行い、リーダーからの話の後に普門寺の坂野住職から「これからだよ」といった話を頂き終えました。バスに乗り込み山元町から出発しました。関東から来た隊員は今回の活動でお世話になった場所である、各宿舎を感謝の気持ちを込めて清掃した後、バスに乗り込み山元町を後にしました。

 今回の活動はIVUSAが復興に取り組む新たなスタートとなりました。活動中に築いた絆を大事にし、活動を通して浮き彫りになった問題点を改善することで、今後の活動をより意義のあるものにしていきます。(立命館大学2年 山口 日向)

【プロジェクトリーダーより】
 今回の活動で、隊員一人ひとりが向き合えた東日本大震災の今や未来。
 復興は次のステップに移行しているように思えます。目先の復興だけでなく、もっともっと自分たちの未来に関わる大きな物にアプローチできると改めて感じました。
 隊員が東日本大震災を他人事として捉えるのではなく、同じ日本人として、自分ごとに捉えられたらなと思います。
 自分たちIVUSAと山元町が、互いに必要とし合いたいと思います。
 そして、この活動で得たものを、東日本大震災復興だけでなく、自分の人生に活かして欲しいです。
 活動に携わってくださった山元町の方々、関係者の方々、本当にありがとうございました。
 これからも、東日本大震災を未来に活かすため、日々、私たちは向き合い続けます。(龍谷大学3年 森 優太)