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静岡県西伊豆町活性化活動ヤーコンの里事業

 7月9日から7月10日の2日間にかけて、静岡県西伊豆町活性化活動ヤーコンの里事業が行われ、学生12名が参加しました。

 このヤーコンの里事業とは、今年2月に実施した5次隊の時にIVUSAが西伊豆町と協定を結び、その際に提案した事業モデルの展開をしようとするため年間を通して行う活動です。

 この事業モデルとは、「持続可能な地域活性化」を目指すために5次隊で提案されたもので、「健康」と「環境」を軸としているものです。
最初の活動である5月には、数多くある耕作放棄地を再生しようと、地元のスローライフ部会が維持管理していた畑をお貸しいただいて、そこにヤーコンを植える作業を行いました。7月の隊では、主にその畑に生えた雑草の除去活動をしました。

 7月9日、朝に登戸駅を出発し、昼頃に西伊豆町に着きました。宿舎で昼食を食べた後、雨のため予定していた作業を行うことが出来なくなってしまったため、予定を変更し、車2台で西伊豆町のフィールドワークを行いました。
 フィールドワークでは、夏プロの活動場所や西伊豆町のことについて書かれている博物館のようなところ、また、普段のプロジェクトでは行けないようなところに訪れました。西伊豆町のことについて改めて深く知ることが出来ました。

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 その後、宿舎に戻り今後のヤーコン事業についてのワークを行いました。このワークは、今後IVUSAがどのようにヤーコン事業に関わっていくかを考え、議論することが出来ました。

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 そして、雨が止み、作業が可能になったため16時半頃からスローライフ部会の方の案内のもと、スローライフ部会の方の畑を見させていただき、ヤーコン栽培のアドバイスを頂きました。

 その後、18時頃まで畑の雑草を抜く作業を始めました。5月以来の畑でしたが、雑草が成人の半分くらいの高さまで生えており、作業を行うのが大変でした。しかし、IVUSAが7月に来る前に、地元の方々が畑の三分の二の雑草抜きを手伝ってくださったので、スムーズに作業を進めることができました。

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 終わった後、宿舎に戻り、夕食をとり全体ミーティングを行い、次の日に備えました。

 7月10日、朝の8時から作業を開始しました。内容は昨日に引き続き畑の雑草抜きです。みんなで声を掛け合い、一生懸命活動しました。

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 12時頃に作業が終わり、昼食をとり、宿舎を掃除して、14時半頃に出発しました。
 途中、渋滞にも巻き込まれましたが、全員無事に19時頃東京に着きました。

 先輩たちが作り上げてきたヤーコン事業をこれからも盛り上げていき、この事業モデルを通して西伊豆の地域活性化に貢献していきたいです。そして、多くの方に西伊豆町の魅力を知ってもらい、良い町だと思っていただけるように一つひとつの活動にしっかりと向き合い、取り組んでいきます。(日本大学2年 土屋 智輝)