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2016年度第4回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 8月1日から8月4日までIVUSAの学生148人が活動に参加し、長岡まつりの運営補助をしました。長岡まつりは、第二次世界大戦期に長岡空襲で亡くなられた方々へ慰霊の念や復興に尽力した先人たちへの感謝、恒久平和への願いを込めて開催される祭りです。

 活動初日、アオーレ長岡に到着すると、はじめにIVUSAと栃尾地域との交流のきっかけと今日までの軌跡をお聞きしました。

 その後の長岡の方が主催の勉強会では、長岡空襲期からフェニックス花火までの歴史や理念について拝聴する機会を頂き、隊員が長岡の歴史や平和について学ぶ有意義な時間になりました。

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 勉強会終了後、平潟神社にて長岡空襲で亡くなられた方々への黙祷を捧げました。黙祷をし終えると、前夜祭にて大きな掛け声のもと学生と地元の方々が一体となって神輿を担ぎ前夜祭を盛り上げました。

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 活動2日目と3日目は、花火観覧席の設営や観客の受付・誘導、来年のフェニックス花火を打ち上げるための協賛金を募る活動をしました。

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 各現場の活動が終わるとフェニックス花火の観覧席に集合し、花火を観覧しました。その後、街頭にて来年のフェニックスを上げるための協賛金を募りました。

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 今回は初めての試みとして安達ビル前とフェニックス観覧席にて露店を催しました。両会場とも活気に包まれ、たくさんの商品を販売することができました。

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 活動最終日には、地元の方々や学生と「フェニックス大交流会」が行われました。交流会では、クイズやビンゴ大会、昼食を共にし、長岡の方々の話や思いを聞くことで交流を深めました。交流会の最後にはフェニックス募金の協賛額が発表され、2,204,860円という多くの協賛金を集めることができました。

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 この活動で得た仲間・経験・感動は決して忘れることができないでしょう。たくさんのご支援・ご協力ありがとうございました。(立命館大学2年 木村 竜之介)

【プロジェクトマネージャーより】
 今回の活動は「平和と復興の想いを地域内外の次世代に継ないでいくことで長岡まつりの価値を向上させていく」という目的のもと活動を行いました。

 事前から隊員一人ひとりが活動を通し、一個人のどのようなアクションが長岡に貢献することになるのか考え抜きました。それをもとに当日パフォーマンスを発揮することで、隊員全員が消費者ではなく、生産者となり活動に臨めたのではないかと感じました。

 活動終了後には、隊員から「また長岡まつりの活動に参加したい」という声も多く聞こえ、隊員の満足度としても高い活動ができました。

 今年から新しく挑んだことが数多くありましたが、その一歩目をこの活動で終わらせず二歩目、三歩目と少しずつ出来ることを増やしていき長岡まつり隊を前進させることが出来ればと考えています。(国士舘大学4年 阿由葉 晃成)