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静岡県西伊豆町活性化活動

 8月14日から17日の4日間、学生95名と事務局員2名で西伊豆町活性化活動を実施しました。今回の活動のテーマは「自然と共生する町~クールタウン西伊豆~」というもので、「健康」と「環境」の2つのテーマを軸として、西伊豆町全体のブランドを確立させていこうと考えながら活動に取り組みました。

 活動初日は静岡県西伊豆町に到着した後、西伊豆町企画防災課の長島司さんと企画防災課課長の山本豊正さんから西伊豆町のお話していただきました。
 また、プロジェクトマネージャーである平岩智行(神奈川大学4年)を中心に円陣を組みました。その後、田子地区にある田子公民館にてよさこい練習、ヤーコン茶作成、旧田子中学校周辺にて意識調査、黄金崎クリスタルパークにて休耕田の整備と安良里地区にて浜施餓鬼会場の準備の5つの現場に分かれて作業をしました。

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 活動2日目も引き続き田子地区と安良里地区に分かれて作業をし、田子地区では午前中に屋台引き回しに使用する神輿の飾りつけ、ヤーコン茶を試飲していただくブース、よさこい練習、神輿と賽銭箱の作成をしました。

 午後からは魯こぎ大会があり我々もIVUSAチームとして6人参加し会場を盛り上げました。その後、屋台引き回しと屋台の上で踊る「バカ踊り」が展開され、地元の方を筆頭に我々IVUSAも参加させていただきました。さらに花火も打ち上げられ、見ていた人全員を感動の渦に巻き込みました。
 安良里地区では浜施餓鬼という海の供養をする行事に参加しました。また、地元の方に太鼓を教わり班対抗で太鼓合戦をし、大変盛り上がりました。

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 活動3日目も午前中は田子地区と安良里地区に分かれました。
 田子地区で2日目に引き続き、ヤーコン茶試飲ブースや意識調査、神輿渡御の現場では修祓式に参加し、地域の子どもたちと神輿と賽銭箱を持ち、町を練り歩きました。声を掛け合って無事最終地点まで向かいました。また、旧田子中学校のグラウンドでは地元の方々とグラウンドゴルフを通して交流を深めました。

 安良里地区では今回の活動でお世話になった地元の方々と協力しながら祭りの片付けをしました。その後、サンマ船出港の見送りを太鼓とすりがねを鳴らしながら町を練り歩き、盛り上げつつ地元の方々と一緒にしました。

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 午後から、隊員全員で円陣になり沖縄風の掛け声である「オパレレ」を斉唱し、気持ちをひとつにしました。3日目に引き続き、田子港祭りが開かれました。屋台引き回しをしたのちにバカ踊りにも参加させていただきました。IVUSAのよさこいチームは「南中」と「くるどん」というよさこいソーランを会場に集まった人たちに披露しました。地元の方々も一緒に踊ってくださり、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。

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 活動最終日である4日目は宿舎としてお世話になった旧田子中学校の清掃や田子祭りの会場と田子公民館の片付けをしました。その後、最後のミーティングをし、隊員一人ひとりが西伊豆町の課題に対して、私たちに今後何ができるのかを真剣に話し合いました。最後には西伊豆町企画防災課の長島司さんと西伊豆町長の藤井武彦さんよりお話をいただきました。(同志社大学2年 中前 杏菜)

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【プロジェクトマネージャーより】
 今回の活動は町民への意識調査などを通して、町民のリアルな声に耳を傾けることで、改めて西伊豆の現状を知ることができました。そして、私たちが知るだけでなく、町民の方々にIVUSAの取り組みを知ってもらう機会にもなりました。
 ソーシャルビジネスとして取り組んでいるヤーコン事業や西伊豆町と計画している「クールタウン西伊豆」という事業モデルなど様々な取り組みを知ってもらい、これからの西伊豆町をIVUSAと行政、そして町民の方々と一緒に盛り上げていけたらと考えています。

 今年の2月にIVUSAと西伊豆町が地域連携協定を結ばせていただき、年間を通して関わらせていただいています。これからも私たち学生にできること、学生だからこそできることを追求していきます。
 最後にはなりますが、今回お世話になった皆様には深く感謝申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い致します。(神奈川大学4年 平岩 智行)