Youth-Acty!
8月28日から29日にかけて、北海道から本州付近にかけて前線が停滞し、愛知県岡崎市で1時間に146ミリの強い雨に見舞われたほか、東京都や福島県でも観測史上最多降雨を記録しました。
この大雨の影響で愛知県では約500棟の床上浸水の被害が出たほか、首都圏でも約100棟の床上・床下浸水被害が発生しました。
8月30日現在でも、東海地方や関東地方で降雨は続いており、各地で土砂災害の警戒も喚起されています。
国際ボランティア学生協会では、会員の居住地や出身地の被災状況等の情報を収集した結果、被害状況調査を兼ねて災害救援活動を行うことを決定しました。
なお、この災害救援活動は、財団法人車両競技公益資金記念財団の協力により、実施されています。
国際ボランティア学生協会では、各地の被害状況等の情報収集を続けています。
情報提供頂ける際は、下記本部事務局宛てにお願いします。
TEL:03-3418-1840
E-Mail:ivusa-office@ivusa.com
皆様のご協力をお待ちしております。
◆8月30日
午前10時、関西地域から本協会会員6名が、特に被害の大きい愛知県岡崎市に向けて出発しました。
また、東京都多摩地区において、関東地域の会員5名が被害状況調査・復旧活動を行っております。
岡崎市に向かった隊は13時、岡崎市ボランティアセンターに到着しましたが、大雨洪水警報が再発令され、作業は断念しました。
作業の変わりに巡回調査を行いましたが、矢作川の支流らしき川が増水していました。作業はできませんでしたが、災害が起こったときの状況や、被害状況について、住民の方にお伺いしました。
訪ねた地区は、起伏の激しい地域で、低地は冠水している箇所がいくつか見られたり、ところどころに土嚢が積んであるのが見られました。
岡崎入りした隊は、本日、岡崎市内の民宿に宿泊します。
一方、多摩地区の方ではまず、神奈川県相模原市、神奈川県愛川町、東京都八王子にて、被害状況の巡回調査を実施し、神奈川県相模原市にて、床上浸水の住宅があり、そこで、復旧作業を行うことにしました。
作業では、床板を開けてヘドロを掻き出し、床板は洗浄して天日干しにしました。また、家屋の周囲のヘドロの除去、壁面の洗浄等を行いました。 17時に作業を終え、各隊員は帰宅致しました。
31日の予定として、岡崎入りした隊では、岡崎市ボランティアセンターと協力し、作業を行う予定で、作業を進める中で、必要があれば、第2次隊の準備を進めていく予定です。
また、多摩地区の隊は、明日も同じ住宅に向かい、今日の作業の続きを行う予定です。
◆8月31日
31日午前、岡崎市は曇りのお天気ですが、時々晴れ間が覗くようになりました。
岡崎入りした隊は、岡崎市広幡町へ向いました。このあたりは、2m以上の浸水があり、この近隣で30件〜40件の浸水被害があったようです。
現在、この地区のお宅で、庭の泥の除去や家財の運び出し等を行っています。
多摩地区の方では、昨日も復旧作業を行った神奈川県相模原市の被害があった住宅で、14時から作業を行いました。
作業を進めて行くうち、近隣の住民の方からも、「ウチもお願いします」と声をかけられました。明日以降も、この地区に入って、復旧作業に取り組みたいと思います。
■追加作業決定
31日夕刻を以て、岡崎市で調査・作業を行っていた隊は撤収となり、16時半、岡崎市を後にし、21時、京都に到着、解散しました。
一方、31日午後に行った調査で、岡崎市に応援人員を出すことに決定しました。
9月2日〜4日の2泊3日で、ボランティアニーズのピックアップのための広報活動や、依頼が来た復旧作業の実施等を行います。
また、多摩地区の方でも、八王子市高尾の民家が浸水していて、学生の力を貸して欲しいとの要請があり、2日以降、高尾の被災地でも復旧活動を行います。
◆9月1日
多摩地区では、引き続き、神奈川県相模原市の被災地区の復旧活動を行っております。
この地区に降った、3日連続の集中豪雨により、道が再びぬかるんでいたりしています。
作業は昨日までの住宅に加え、近隣の方々の住宅の庭の泥の撤去等を行っています。
明日から、八王子市高尾の被災地にも作業に入りますが、今日、下見に伺ったところでは、家屋の中も外も泥が詰まっており、床を開けて泥の掻き出しや、家財道具の運び出し等が必要な状況でした。
岡崎市に対しては、東京から受け入れ態勢の整備等で先発として4名が出発しました。
午後、岡崎市に到着し、明日の30名程度の宿泊や食事の準備に入りました。
◆9月2日
多摩地区では、昨日までの相模原市の被災地に加え、八王子市高尾の被災地でも作業を行いました。廃棄される家財道具や畳のトラックへの積み込み、庭の泥の除去、清掃等を行っています。
作業をしている学生から、見たもの感じたことを書いたレポートが送られてきました。
現場では約3、4棟が被害に遭い、150cm位まで水位の跡が見つかりました。今は家から家財道具を出したり、ヘドロを出しています。 通っている大学の付近で起きた災害なので、とても身近に感じます。普段、見慣れた風景の中にある非日常的な現場に驚きを隠せません。 災害現場付近には畳や家財道具などのゴミが次々に積まれていきます。その分被害の大きさを感じました。 日差しが強い中、残暑の暑さに負けずに出来るだけ多くのお手伝いをしたいと思います。
そして、本日、相模原市の被災地と、八王子市高尾の被災地で作業を実施した結果、両被災地において、私たちに出来る作業がなくなり、多摩地区での復旧作業は終了としました。
ただし今後も、復旧作業として私たちに出来ることがあれば、駆けつけようと思います。
岡崎市の復旧作業では、本日、関東・関西から計33名が集結し、作業に入りました。
6〜7名で1グループとなり、1件1件訪ねて歩きながら、私たちに出来ることがあれば、そこで作業を行う形で進めました。
結果、4グループで、4か所の住宅の復旧作業を行いました。
作業内容は、床板をはがして床下のヘドロの掻きだしや、食器の洗浄、家財道具を廃棄トラックに積み込んだりしています。
明日も、同じ地域で活動を継続します。
短い期間ですが、私たちに出来ることをし、元気を置いて帰りたいと思います。
◆9月3日
岡崎市伊賀町では、引き続き、1件1件ニーズ調査・復旧作業を行っております。
作業の大半はやはり家財道具の運び出しや、床下のヘドロの掻き出し、食器の洗浄等です。
住民の方同士の協力も強く、日毎、復旧が進んでいると感じます。
伊賀町の住民の方から、岡崎市の他の地域の話を伺い、3名で調査隊を編成し、稲熊町、六供本町、上和田町を視察調査しました。稲熊町では特に、作業人員が必要とされているようなので、午後、10名くらいを伊賀町から稲熊町へ移し、ニーズ調査・復旧作業を始めました。
また、岡崎市福岡町の状況についての情報も入り、調査を行っております。
岡崎で作業をしている学生から、見たもの感じたものを書いたレポートが送られてきました。
今回初めて訪れた場所で初災害派遣にいってきました。現場付近に着いて、被害の状況などの説明を受けてからも災害から既に数日経過していた現場の様子は想像がつかず、民家にお邪魔して初めて見た想像以上の大被害に驚きました。浸水した民家の床を掃除したときは、初めてだったからか自分が何をすれば良いのか探りながらの活動でしたが初めて会った先輩や同輩とも声をかけあいながら活動できました。
2日目は土かきやヘドロのかき出し等前日とは違った経験をしました。初めて間近に見たヘドロは量が多く、通路も狭くて作業が大変だったけどすべてを終えたあとに住民の方の笑顔を見たときは嬉しかったし達成感を感じることができて良かったです。活動中には経験をしてきた先輩とお話する機会もあり、住民の方はもちろん人とのつながりを改めて感じました。私たちは突然現場にやって来て、3日間という限られた期間しか活動できないので実際に被害を受けた方々の心情を完全に理解することはできないけど、住民の方のために何かしたいと思う心があれば通じるものが大きいと感じました。
今回は九十九里、関川の夏プロに続いての参加だったので体力面での不安は多少あったけれど三日間参加することに決めて、本当に良かったです。活動を通して学ぶことや考えさせられることが多くて精神的にも辛い部分はあったけれど、その分成長できたと思います。自分自身にもいつ起こるかわからない突然の災害について、今回の活動をきっかけに、改めて考え直し、今後にいかしていきたいと思います。
◆9月4日
作業最終日となった今日、稲熊町の作業は終了させ、伊賀町にて全員で復旧作業を行いました。
床下を匍匐前進し、床下に流れ込んでいた泥の撤去や、家財道具の運び出しを行いました。
16時、作業を終了させ宿舎に戻って入浴し、岡崎を出て帰途につきました。
23時半、全員無事解散しました。
◆9月6日
先日、多摩地区で復旧活動を行いましたが、活動を行った近隣の住民で、プレハブ小屋等が流れこんで、重機で撤去しないと庭や家の中の復旧活動を開始できないところがありました。
9月5日昼、重機で撤去したから手伝いに来てくれないかと連絡があり、この日から復旧活動を行うことになりました。
被災していた家屋は木造一軒家でした。すぐ側を流れる川が豪雨により氾濫し、床上浸水の被害が出たようです。近くの法政大学の学生会員を中心に10名で復旧活動を始めました。
このお宅の復旧作業には、ご近所の方も駆けつけていて、体力効率の良いスコップの使い方等を教えていただきました。コミュニティの結束の強さを感じました。
今日1日でようやく、家屋の周辺の泥の掻き出しの8割方が終わりました。明日も引き続き、復旧活動を行います。
◆9月7日
この日も前日から引き続き、泥の掻き出しや家財道具の運び出しをしました。
中でも、流れついたアルミの倉庫をどかすのは、大変骨が折れました。
このお宅の作業は、もう学生にできることもなくなり、終了となりました。
この日、夕刻からまた激しい雨となりましたが、何か被害が出る程の雨でなかったようです。
今後も、集中豪雨等には注意しますが、この日を以て、平成20年8月末豪雨災害救援活動を終了致します。
ご協力いただきました、たくさんの人に感謝致します。
本当にありがとうございました。