Youth-Acty!
2008年8月7日(木)〜12日(火)にかけて、天草市牛深町にて「第2回天草流木撤去・清掃活動」が行われました。前年に引き続き、今回はIVUSA会員95名に加え地元の牛深高校の生徒70名と地域住民の方々70名が参加しました。3日間で牛深町内にある下須島周辺と魚貫崎海岸を清掃し、合わせて15tにもなるゴミを回収することができました。
磨きたい、伝えたい、この島の宝
天草と言えば、天草四郎が有名ですが、観光資源の豊富なこの街は「日本の宝島の創造」により心豊かに暮らせる地域を目指している町でもあります。
しかし、この街は島が海で囲まれているため、台風や豪雨の影響により大量の流木やゴミが海岸に流れ着くという問題を抱えています。この流木は波によって海に戻されることがあり、漁師の船を傷つけ、しばしば沈没させることもあり、漁業を主要産業とするこの地域の人々にとって深刻な問題となっています。そこで自然財産「日本の宝島」天草を守ろうということでこの活動が始まりました。
宝島清掃
この活動は、天草市役所や日本ポリグル株式会社の社員の方々、地元の牛深高校の生徒さんなど多くの方のご協力で行うことができました。参加された方にとっても、普段あまり関わらない人たちと一緒に作業することで、ただ自分たちで活動するより何倍も楽しくできたのではないかと思います。
当日は猛暑で、気温との戦いでもありましたが、若さあふれるパワーと、参加者の団結力、そしてここにあるゴミを完全撤去するんだという一人ひとりの思いが多くの人に力を与え、この活動を無事終えることができました。本当にありがとうございました。
また最終日には地元の方々と交流会をひらくことができ、これまでの活動のフィナーレとして祝杯あげることができ、世代という壁を越えて、時を忘れて交流会を楽しむことができたのではないかと思います。本当にありがとうございました。
この活動はまだ2回目を終了したばかり。持続的に続けることでもっと多くの人々と作業し、この「日本の宝島」を守りつづけていきたいと思います。また来年度の参加・ご協力よろしくお願いいたします。
法政大学4年 金子 拓也
プロジェクトリーダーより
今回の活動を振り返って、思い浮かんだのは「協働」という言葉でした。私たちの動く場所すべてにおいて、天草の方々の支えがあり、その結果として完全撤去を成し遂げることができ、牛深の地を盛り上げることができたのだと思います。これは単なる「協力」という言葉ではなく、天草の方々と共に同じ目標に向かい走る仲間になれたという実感が「協働」という言葉を連想させたのです。
昨年行った第1回目の活動が成功をおさめ、その結果として実現した第2回目となる今回の活動。昨年以上の地元の方々の歓迎、協力をいただき、準備段階から本当に多くの方々の支援がありました。なんとしてでも皆さんの期待に応えたい。そして必ず来年の活動につながるよう、この活動を成功の内に終わらせたいという思いが強くありました。
今回IVUSAから参加した95名の学生。さまざまな思いでこの活動への参加を志願したのだと思いますが、私たちはひとつの目標を掲げていました。それは、「学生×住民×完全撤去」。
完全撤去をただ私たちだけでやり遂げてしまうのではなく、地元住民の方々と力を合わせて初めてこれを達成するという意味の目標です。それが地元の課題を解決する大きな原動力になるはずだと考えていました。実際に活動して、逆に地元の方々の活躍なしにして完全撤去は成し遂げられなかったのだと気づき、そこに地元のもつ魅力も感じました。
私がリーダーとしてできたことは本当にわずかなことでした。たとえて言うならば、私ができたことはほんのぬりえの輪郭を少し描くことくらいで、それに鮮やかな色を付けて絵を完成させてくれたのは私以外のIVUSAのメンバー、地元住民の方々など、この活動に携わったすべての人々であると実感しました。私が思い描いていた「全員主役の天草隊」がそこにありました。本当にすべての方々に感謝しても感謝しきれない思いでいます。
今回の活動でどれだけ皆様の期待に応えることができ、満足していただけたか不安な思いもありますが、ぜひ来年も学生を天草に連れて行きたい、さまざまな要望に私たちができることなら何でも実現したいと考えています。今後ともよろしくお願いします。本当にありがとうございました。
立命館大学3年 竹谷 育子