Youth-Acty!
7月21正午前後に山口県防府市で降水量275ミリの集中豪雨が観測され、同市の複数カ所で土石流や土砂崩れが相次いで発生し、17人の死者・行方不明者が出ました。
消防や警察による、生き埋めになった行方不明者の救出作業が行われていますが、その後も九州・中国地方では断続的な強い雨が続き、各地で土砂崩れが起こり二次災害が発生する危険性もあります。
この状況を受け、国際ボランティア学生協会では、山口県防府市に向かい災害救援活動を行うことを決定しました。また、数十人規模の復旧作業が必要かどうかの被害状況調査を行います。
なお、この災害救援活動は、財団法人車両競技公益資金記念財団の協力により、実施されています。
国際ボランティア学生協会では、各地の被害状況等の情報収集を続けています。
情報提供頂ける際は、下記本部事務局宛てにお願いします。
TEL:03-3418-1840
E-Mail:ivusa-office@ivusa.com
皆様のご協力をお待ちしております。
活動中は、このトピックにおいて、情報を更新していきます
◆7月27日
午前2時半、事務局員1名を含む7名が京都を出発しました。
午前8時、山口県防府市小野地区に到着。
小野地区は、土砂崩れがあった場所で、一帯全体の家屋や道路に木や土やが流れ込んで来ている様子です。
事前に連絡のあった、地元の若者による有志のボランティアメンバーと合流し、作業を開始しました。
民家の庭に流れ込んだ土砂の掻き出しや、家財道具の運び出し等を行っています。
また、周辺地域を視察し、作業量の調査や実施作業の調整を行っています。
この日午後、別のお宅にお伺いして、床下に流れ込んだ土砂の掻き出し作業を行いました。
災害発生以来初めての快晴となったこの日、地元の若者と一緒に汗を流しました。
◆7月28日
今日は、防府市右田地区で作業を行っています。
右田地区は、昨日作業を行った小野地区よりも被害がひどいようでした。
雨と共に流れ込んだ土砂が、道路や側溝を埋め尽くしています。
側溝の土を掻き出す作業を行っていますが、土はもう水分を含んでおらず、また、固くなってもいないため、比較的掻き出し易いものでした。
ただ、すべての道路の側溝なので、総延べ距離数にするとすごく長いものになります。
IVUSA災害対策本部では、現在現地入りしているメンバーと協議の上、50人規模の人員の増派を決定しました。
7月29日か30日に関東もしくは関西を出発し、8月1日か2日に現地を離れる予定です。
◆7月29日
午前は、引き続き右田地区で土砂で埋まった側溝の復旧作業を行いました。
雨の中での作業となりましたが、出来るだけ早く排水できる水の流れを確保するため、地元の青年会議所(JC)の方々などと共に、側溝の土砂を掻き出しました。
午後は27日で作業をした小野地区に戻り、雨によって、一昨日掻き出した土が再び側溝に流れ込まないようにせき止める作業と共等を行いました。
現場はなんとか復旧の一歩を踏み出したという感じです。
防府災害ボランティアセンターにも、たくさんのボランティアの方々がきているとの事。心強い限りです。明日から天気も安定してくるようですので、出来る限りの仕事をしたいと思います。
■本隊の派遣を決定しました。
日 程:7月30日(木)〜8月3日(月)
場 所:山口県防府市右田地区
参加内訳:学生72名(関東関西) 事務局7名 合計79名
微力ではありますが、被災した方々のお力なれるよう力を尽くしてきます。
■7月30日(木)
近隣住民の方々と共に、側溝の土砂の掻き出しを行いました。ここの地域も床上浸水の被害が出ており、次に雨が来たときにまた被害が出ることを一番心配しているようでした。側溝から掻き出した土砂は、土嚢に詰めて裏山まで運びました。
一緒に作業をしたおじいちゃん、おばあちゃんからは「この地区に若者が少ないので、来てくれたことが一番うれしい」と言っていました。
関東組48名は、午後10時半に新宿を出発し、翌31日午前11時10分に防府市に到着。
関西組8名は30日午前0時に京都を出発し、翌31日午前6時に防府市に到着。
一次隊、関西隊と合流しました。
■7月31日(金)
朝から関西8名が合流し、田ノ口地区で側溝からの土砂の掻き出し作業を行いました。
正午には、関東からの48名も合流。午後からは3グループに分かれて作業を行いました。
2グループは午前に引き続き側溝の掻き出し、この現場は、山からの湧き水で生活ができるものの、土砂による生活排水の処理に困っている地域でした。また重機が入れないため、マンパワーによる掻き出し作業を行いました。
被災者の方からは、ブルーシートの休憩所や、扇風機を提供して頂き、作業にも気合が入りました。
夕方には、防府市災害ボランティアセンターの会議に出席し、本日の作業と明日の予定について報告しました。ボラセンからは、サテライトとしての活動を引き続き行うよう指導を頂き、明日の作業に備えます。
■8月1日
防府市災害ボランティアセンターのサテライトがある小野小学校をベースに、小学校近隣の民家で、家屋内や庭先に流れ込んだ土砂のかき出しを行ないました。
土砂は、多いところでは1mほどまで堆積しており、重機の入ることの出来ない狭い場所などでは、スコップで書き出した土砂を住民の方々と一緒に、バケツリレーなどで運び出しました。
また、別班は7人の犠牲者が出たライフケア高砂近辺の民家で、同様の作業を行ないました。ここでは、施設からの土砂が道路を渡って流れ込んできており、家財道具だけでなく、畳まではがしての作業となりました。ここの家の方は「どうしたいいかわからなかった中で、助けに来てくれて本当にありがとう」と涙を浮かべていました。
夕方、時間の許す限り作業をしその日に帰るメンバー50名は、小野小学校ボランティアセンター職員の方々にお礼をし、夜9時東京、京都に向け帰路につきました。
今夜の宿舎は、地元の方のご好意で市内空きビルを貸していただけることになりました。ありがとうございます。
■8月2日
午前8時半に宿舎を出発。小野小学校ボラセンに向いました。
この日の作業は残った30名強で行ないます。昨夜は福岡県門司で働く卒業生が、仕事帰りに駆けつけてくれ、そのまま一緒に作業に入りました。
作業現場は、昨日と同じ小野小学校近辺の民家と、高砂近くの民家です。引き続き家屋内や庭先の土砂のかき出しを行なうと共に、現場によっては床板も全てはずし、土砂の掻き出しを行ないました。最終日のこの日、限られた時間ではありますが出来る限りのことをしようと、全員全力で作業に当たりました。
その夜は、宿舎で休息をとった後、装備と宿舎の片付けを行いました。
■8月3日
関東装備車は2日深夜に防府を出発、12時に帰京しました。
関西装備車は今回お世話になった関係各所に挨拶をした後、3日午後1時に防府を出発、午後7時半に京都に到着しました。
今回の活動はこれをもって一旦の終了とさせて頂きます。
本当に短い期間ではありましたが、多くの方々に支えられて活動を行うことができました。本当にありがとうございました。
被災地の1日も早い復興をお祈りしております。
外部リンク
学生ボランティア、豪雨被災地で復旧作業に汗(九州発 YOMIURI ONLINE)