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環境保護

 今日の人類の生活の利便性と引き換えに、地球温暖化や砂漠化、森林破壊など多くの環境問題を抱えています。最近では、持続可能な開発、エコロジーなどの言 葉をよく耳にすることが多くなってきましたが、大量生産・大量消費を前提にした社会のシステムや私たちのライフスタイルを見直すことが求められていると言えるでしょう。
 IVUSAでは、国内の身近な場所から中国や韓国など国境を越えた地域まで、様々な場所で地球環境保護のために学生ができることを行います。
 ただ環境美化や植林を行うだけでなく、活動に参加した学生と地域の方との交流によって、活動を通して、参加した大学生や社会の環境保護に対する認識や理解を深めていくことを目指します。

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■琵琶湖オオバナミズキンバイ除去活動

 『オオバナミズキンバイ』は、2009年に守山市赤野井湾で発見され、2014年6月環境省から特定外来生物に認定されました。発見された当時はわずか142㎡でしたが、2014年度最大生育面積は約15万7000㎡にまで拡散、琵琶湖南湖全域に爆発的な速度で繁殖しており、琵琶湖の危機要因とされています。この繁殖力の強さにより、琵琶湖の生態系や漁業、水質悪化による生活用水への悪影響を及ぼしています。この現状に対して本協会は2013年より先駆的にオオバナミズキンバイの除去活動に取り組み、地域の環境団体や、地元住民、漁協、行政、関係各市などと幅広い地域での繋がりを作りながら、完全除去に取り組んでます。また、滋賀県庁や関係市町村などで構成される琵琶湖外来水生植物対策協議会の一員として、連携して活動を行っています。2013年度より19回実施し、延べ1712名が参加、約200tを駆除しています。?

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■横浜市青葉区「こどもの国」竹林整備活動

 「こどもの国」は、神奈川県横浜市青葉区にある多摩丘陵の雑木林をそのまま生かした自然の遊び場です。
 約100ヘクタールの園内整備は数名のスタッフで行っていますが、特に下草刈りや間伐、遊歩道の修復といった森林整備に多くの人手が必要となっています。
 そこでスタッフの方々と一緒に園内整備のお手伝いをさせて頂き、来園する子どもたちが自然あふれるこどもの国で安心して、元気に遊べるような環境を作っていきます。(2008年~2014年計44回述べ1,081名参加)?

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■千葉県九十九里浜全域清掃大作戦

 千葉県九十九里浜は、観光客が残したゴミ、海外からの漂流ゴミ等の影響による環境汚染が深刻化しており、それによる生態系の破壊や観光への影響なども懸念されています。そこでIVUSAでは、毎年夏季に300~400名規模で九十九里浜海岸66km全域を清掃しています。また、実施にあたっては学生が仲介となって、関係する10の市町村が実行委員を作り、このプロジェクトを協働して進めています。(2002年~2019年計18回、延べ8,621名参加)

 

 

■天草流木撤去清掃活動


 海岸に大量の流木やゴミが散乱しているが、対処が難しいという熊本県天草氏の現状に対し、2007年から流木撤去・清掃活動を行っています。その他にも天草市のまちおこしのため、広報活動などを通して「日本の宝島」をアピールしています(2007年~2012年5回延べ629名参加)

 

 

■クリーンダッカ大作戦


 バングラデシュでは近年、急速な都市化が進んでおり、廃棄物処理や大気汚染といった環境問題が表面化しています。この状況に対してIVUSAでは、現地住民への環境意識の啓発を目的とし、現地住民との清掃を行っています。(2010年実施102人参加)

 

 

■里山保全活動


 日本の森林資源使用率の低下や林業従事者の高齢化により、山と人里の間にあり動植物と人間が共存する里山の荒廃が起こっています。これに対し2008年より滋賀県東近江市愛東地区にてNPO法人「愛のまちエコクラブ」と一緒に、森林の間伐や木材の再利用を通して、持続可能な森林整備を行っています。(2008年~2013年47回延べ1,780名参加)

 

 

■多摩川清掃大作戦


 「拾う心より捨てない心」をモットーに、1993 年から行われている活動であり、ラブリバー多摩川を愛する会と共催で実施しています。過去19回の参加者数は1万人を超えており、地域の方と一緒に多摩川の河川敷を清掃するだけでなく、今では地域の交流イベントとしても定着しています。(1993年~2013年20回延べ14,800名参加)