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地域活性化

 現在、日本は少子高齢化に伴い地方の過疎化や農業後継者の不足、耕作放棄地などの問題が深刻化しており、数年もしないうちに消滅してしまう集落もあります。
 IVUSAは過疎化が進んでいる地域を中心に、祭りのお手伝いや交流などを行ってきました。大学生ならではの柔軟な発想や新しい視点が地域活性化の現場には求められています。
 活動している地域は、災害救援を行ったところであったり、会員の出身地だったりしています。特に会員の「自分の故郷を盛り上げたい!」という思いや人の縁を大切にしています。 そして、活動の継続性を担保するために、地域との関係性を組織として継承していくとともに、新しいビジネスモデルの開発を目指します。

 

■新潟県関川村

 少子高齢化や人口減少による過疎化が深刻な問題となっている新潟県関川村で、若者のパワーを活かし、村の伝統行事である「大したもん蛇祭り」や「おおいしどもんこ祭り」の運営スタッフとして参加しています。学生と関川村の方々が互いに交流を図るとともに、過疎化の現状について学生ができることを考えることができます。また、IVUSAは関川村と「地域連携協定」を締結しており、協定のもと、地域振興はもちろん、防災訓練等の参加を通して防災・減災の取り組みにも貢献しています。(2004年~2014年 22回延べ1,837名参加)?

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■新潟県十日町市

 2000年から地域の連携・感動の共有及び郷土愛を醸成し、地域活性化に寄与することを目的として、新潟県十日町市で行われている「雪原カーニバル」の運営をサポートしています。具体的には、キャンドル3万本をゲレンデに灯したり、会場設営を行ったりしています。他にも2012年度から近代雪祭りの発祥とされる「十日町雪まつり」と、2013年度からは十日町ビジネスコンテストで提案し事業化された「清津ピクニックコンサート」の運営のお手伝いもしています。(2000年~2014年計19回延べ1,200名参加)


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■新潟県長岡市

 2004年に発生した中越地震で生まれた長岡市仮設住宅の住民の方とのつながりから、長岡まつり、とちお祭、栃堀巣守神社裸押合大祭、ほだれ祭などのお手伝いをしています。「都会の学生の視点」との住民との「絆」によって、持続可能な地域創りを目指しています。(2009年~2014年88回延べ3,169名参加)

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■三重県東紀州地域

 2011年、台風12号により甚大な被害を受けた三重県南部、東紀州地域とは災害救援をきっかけに、海岸での流木撤去活動、特産である梅の収穫や、熊野花火大会の運営補助などを行い地元の方との関係を築いてきました。
 今後も定期的に活動を行い、東紀州地域に尽力される方や団体の応援を続け、学生の持つ「チカラ」を東紀州地域に注ぎたいと考えています。
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■静岡県西伊豆町

 2013年7月に静岡県西伊豆町を襲った豪雨災害被害への救援活動をきっかけに、翌年2013年3月から、町の景勝地である黄金崎での塩害によって立ち枯れの危機にある松の再生事業を始めとする地域活性化活動を行っています。山と海に囲まれている町内の各地区を繋ぎ、清掃活動や森林整備活動や干潟の再生活動、さらに郷土料理の伝承まで多岐にわたる活動を展開しています。(2014年~2015年3月 計3回 延228名参加)

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■福岡県星野村

 2013年10月に行われた学生の事業プランをコンテストで選ぶ「夢企画ワールドカップ」が行われ、このとき表彰を受けた九州のIVUSA会員の、九州でも活動を展開しIVUSAを広めたいという「夢企画」から、星野村の活動は始まりました。
 福岡県八女市星野村は2012年の九州北部豪雨によって多大な被害を受けました。中でも日本の棚田100選にも選ばれている広内棚田は水路が壊滅的な被害を受け、3年たった今も復興していません。棚田を地元の方々と学生で復活させたい、再び稲穂が輝く棚田を取り戻すため、土壌整備や石垣整備などを実施しています。(2014年~2015年3月 計2回 延164名参加)
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東京都利島村

伊豆七島の1つ利島は、椿油生産量全国一位の自然豊かな島です。周囲約8km、面積4.12平方キロメートルの島の8割を占めるのが20万本の椿林で、利島の人々はヤブ椿の椿油を250年以上も前から島の主産業とし、その品質は非常に高く江戸時代には幕府への献上品としての役割も果たしていました。

 IVUSA卒業生から「椿油の日本一の生産地である利島が、高齢化によって椿油生産の存続が危ぶまれているので、IVUSAで何か出来ないでしょうか」とのお話をいただき、IVUSAは利島の椿産業の保護・育成の取り組みを開始しました。(2013年~2022年計12回延べ494名参加)

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