栃尾地区仮設住宅の住民がひまわりの種を寄贈
  2006/10/31

  これまで本協会が中越地震復興活動を続けてきた長岡市栃尾の仮設住宅の住民(栃尾ボランティアセンタースタッフ、本協会新潟支部事務局長)8名が上京し、都内の小学校などにひまわりの種を寄贈した。
このひまわりの種は、阪神・淡路大震災の仮設住宅で育ったヒマワリから取れた種を、栃尾の仮設住宅周辺で育て収穫した種。
10月25日は、都立松原高校武山校長、国士舘大学大澤学長を訪問し、種を寄贈した。
翌26日は、世田谷区立北沢小学校を訪れ、4年生対象に授業の一環として中越地震が起こった時の様子や、避難所や仮設住宅での生活について話し、その後、児童と一緒に、給食を食べ、ヒマワリの種を寄贈した。授業では、子供たちから質問責めとなり、住民の実体験を通した、人との助け合い、命の大切さなどを伝え、生徒と住民にとって貴重な機会となった。
今回、渡されたひまわりの種は、世田谷区立北沢小学校に植えられるだけでなく、世田谷区内の小学校にも植えられる予定。 


【活動の経緯】
  本協会は、新潟県中越地震に対して、長岡市、旧山古志村、小千谷市、川口町、旧中里村などにおいて、ボランティアセンターの設立・運営や家屋の撤去、炊き出しや避難所の運営などを行ってきた。
一方、山古志村に隣接する旧栃尾市(現、長岡市栃尾地域)は、最大震度6弱を記録し、中山間地を中心に甚大な被害があったものの、マスコミなどによって報道されることも少なく、市外からボランティアやNPOなどがほとんど訪れていなかった。
そこで、被災地の長期的な復興のために、活動場所を絞って継続的に活動を行う必要性を感じ、栃尾を中心に活動を行うことを決定、平成17年12月から平成18年2月にわたり、仮設住宅などで住民と一緒に除雪ボランティアの活動を行った。 
そして、本年6月仮設住宅の入居期限が迫っていることもあり、住民から仮設住宅で生活をしたことを記念する行事として、花を植えたいとの申し出があった。これを受け、本年6月3日〜4日、学生、住民とで阪神大震災での仮設住宅で育ったひまわりの種などを植えた。この仮設住宅周辺で育ったひまわりは大輪を咲かせ、住民が収穫し、天日干しを行い、小学校に直接届けるという、今回の活動となった。