【速報】三宅島噴火災害復興支援活動
  2007/02/21

 皆様こんにちは。
 現在、三宅島において、三宅島噴火災害復興支援活動が行われています。
 噴火災害が沈静化し、住民の帰島から約2年、島に戻った住民のほとんどは高齢者であり、さらに島の一部は火山ガスの噴出による立ち入り禁止区域となっていること等、島の前途は大変厳しい状況となっています。 こうした状況の中、島民の支援活動を中心に調査活動を含めて2007年2月に1次隊、2次隊を派遣することに決定しました。

 現地から活動レポートメールが来ていますので、現地レポートをお知らせ致します。

2月18日 PM 1次隊
【出発】
 17時半、浜松町の島嶼会館に隊員が集合し、火山ガス防止用のガスマスクの講習を受けた。
 昼過ぎまで降っていた雨も止み、波は比較的穏やかな模様。出港は22時半の予定。

2月19日 AM 1次隊
【開会式】
 錆ヶ浜に到着し、少し休憩をとった後、今回の三宅島調査研究活動の開会式を島民ボランティアが中心となって運営する島民憩いの場「風の家」で行なった。三宅村・平野村長からお言葉をいただき、身が引き締まる思いがした。
【島内一周見学】
 島民の方にガイドをしていただき、バスで島内を一周した。三宅島特有の緑溢れる自然と、噴火によって影響を受けた(受けている)景色とのギャップに衝撃を受けた。
【島民の方々のお話】
 「噴火がもたらしたもの 島民の方から避難生活について」と題して、噴火から全島避難、そして帰島を経験した3名の島民の方々からお話を伺った。島の暮らしと避難生活との違いや、避難先での島民の自主的な活動などを通して島民の方々が何を感じてきたのか、わずかな時間だったがお話を伺うことができた。















2月20日 AM 1次隊
【三宅島支援センターの職員から現状報告】
 「中・長期支援について」 三宅島支援センターの方から、@三宅島噴火災害の特徴と被災者支援活動の到達点、A帰島支援活動が果たした役割、B被災者に残された課題と新しい共同体への試み、以上の3つのパートに分けて話をしていただいた。
 島民と寄り添って支援を続ける支援センターの方々の姿勢を見ることができた。
【島民宅訪問】
 6つの班に分かれ、島民の方々のお宅を訪問させていただいた。日々の生活の話や噴火が起こる前の三宅島の話など、貴重なお話を伺うことができた。
【かぜの家で交流会】
 「かぜの家」において、島民の方々との交流会を行なった。学生が19日20日に回った場所や受けた研修などを写真でまとめ、島民の方々に報告した後、お茶とお菓子を囲んで島民の方々と交流を行なった。















2月21日 1次隊
【帰還】
 20時10分、全員無事、竹芝桟橋に到着しました。


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2月25日 PM 2次隊
 出発前に浜松町の島嶼会館にて、ガスマスク研修を行った。三宅島ではマスクの携帯が義務付けられていて、高濃度のガスが発生すると島内に警報が鳴る。
 22時半に竹芝桟橋から定刻通りに出航。明日早朝五時に三宅島に到着予定。客室は二等船室で、消灯までは談笑。東京湾をでるまでは、船はあまり揺れていない。


2月26日 AM 2次隊
 早朝五時無事に着岸。隣の御蔵島は着岸中止になる強い風に船はかなり揺れた。
 開会式のあと元、阿古小中学校(現在三宅島役場)に設立された、三宅島ふるさとミュージアムへ。天皇皇后両陛下がいらしたミュージアムで、今後一般開放するとのこと。それに先立ち、参観できた。三宅島の歴史や噴火災害から現在までの写真などが展示されている。
 昭和58年の噴火で形成された新鼻新山を視察。自然の凄さを感じさせる風景だった。火山ガス高濃度地区の樹木は立ち枯れて、まさしく墓標のごとく寂しい景観だ。















2月26日 PM 2次隊
 昼食後引き続き被災地視察に向かい、大路池、椎取神社、おしゃく神社、伊豆岬灯台に立ち寄り、昭和58年の噴火の際に当時の阿古小中学校を飲み込んだ溶岩流を見学。火砕流の甚大な被害に衝撃を受けた。
 
 夕方、風の家に到着し、島民の方から避難生活等の体験談を拝聴。





2月27日 2次隊
 今日午前中のプログラムは、三宅島支援センターが行ってきた活動の経緯と報告、現状について、センター職員による研修プログラム。
 午後は島民宅訪問。井戸(川がない三宅島では雨水をためる装置を井戸と呼ぶ)を見たり、苗場(三宅島で言う家の周りの畑)を案内してもらったり、縁側でお話ししたり、おばあちゃんが作った里芋やサツマイモをご馳走になった。




2月28日 2次隊
昨晩の悪天候により、竹芝桟橋を出航した船が東京湾で引き返したため、2次隊は延泊することが決定致しました。

 昨晩からの風雨で東京湾で船が引き返し、三宅島に延泊となった。三宅島も昨晩から叩きつけるような雨と風で、今朝方は雨に混じって雹がふる、昨日とはうって変わって寒い朝となった。


 今日最初のプログラムは三宅島役場の佐久間様からの一連の噴火災害対応についてお話を聞いた。






  昼食は風の家利用者との食事会。島特産の里芋やあしたばのおひたしなどがふるまわれた。島民による島唄もおくられた。
 
 夜、今日最後のプログラムは、今回色々な人や場面で聞いた話や感じたものを全員で振り返った。





3月1日2次隊

 最終日は阿古地区を徒歩で視察。ガスと戦いながら農業をおこなう。


 

 その後、三宅村社会福祉協議会職員からの報告の様子です。

14:30  三宅島を出発。島民の皆さんが見送りに来てくれました。
 感動の紙テープ!











さよなら三宅島
いまだ噴煙をあげる雄山(中央)
東京(竹芝桟橋)着は、20:30の予定です。

 8時10分予定より早く帰着しました。
 今回の活動に際し、ご協力いた方々に感謝申し上げます。