NPO法人国際ボランティア学生協会公式ウェブサイト

会員の方はこちらから

>ID/パスワードを忘れた方はこちらから



ピースすてーじin東京2010にブース出展しました。

 5月29日(土)に、池袋サンシャインシティにて情報産業労働組合連合会(情報労連)主催で行われた平和イベント「ピースすてーじin東京2010」にIVUSAがブース出展しました。



 東京大空襲・原爆投下から65年目を迎えたことを契機に行われた「ピースすてーじin東京2010」。会場では朝から、平和に関するステージイベントや体感・展示ブースが多くの人で賑わっていました。
 ステージでは戦時中を再現した演劇や、スタジオジブリの映画の主題歌でおなじみの歌手である、井上あずみさんによる、ファミリーコンサートなどが披露されました。

 体感ブースではすいとんの試食や、けん玉などの昔遊び、さらに、広島市に住んでいた原爆の被爆者で、広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルともなっている佐々木禎子さんが「千羽鶴を折れば、願いが届く」と祈りながら、鶴を折ったことにちなんだ千羽鶴を折るコーナーなど、時代を体感できるイベントもありました。

 また、展示ブースでも平和の尊さを伝えるための様々な展示物がありました。
 戦時中の暮らしや、広島、長崎での原爆投下や東京大空襲について写真やさまざまな資料を通じて、当時の様子を知ることができました。

 そんな中で私たちは、様々な環境的な要因によって教育を受けられず、自らの能力を発揮できていない途上国の子どもたちに、教育の機会を提供する活動について紹介しました。
 「構造的暴力」とも言われる貧困や差別などの社会的不公正が存在するのは、「直接的暴力」である紛争がなかったとしても「平和」とは言えません。IVUSAがアジアで行っている教育支援は平和のための活動でもあります。


カンボジア、ネパールでの活動について紹介しました。

 さらに、活動展示以外にも、「世界が100人の村だったら」というワークショップも行いました。このワークショップは、世界の人口が、もし100人だったらという仮定のもと、実際に身体を使いながら世界の格差や多様性を体感するというものです。
 このワークショップは参加してくれたお子さんにとても好評でした。


会場は年配の方が多かったです。

 子ども連れの家族の方々や、年配の方まで、幅広い年齢層の方々が、ブースに足をはこんでくださりました。
 カンボジアやネパールでの小学校建設・山村支援活動について熱心に耳を傾けてくださる方や学生団体でもこんなことをやっているのかと驚かれる来場者の方が多くいらしたのが印象的で、嬉しかったです。(フェリス女学院大学2年 松田 成美)