NPO法人国際ボランティア学生協会公式ウェブサイト

会員の方はこちらから

>ID/パスワードを忘れた方はこちらから



平成20年新潟県豪雪災害救援活動

活動期間:2008年2月16日(土)~18日(月)
活動場所:新潟県長岡市栃尾・西谷地区
参加人数:38名(8大学)
協力:財団法人車両競技公益資金記念財団

 新潟県長岡市栃尾地区(旧栃尾市)は、山古志村に隣接し新潟県内でも豪雪地帯として有名であると同時に、過疎化が深刻な地域です。今回の活動地域は5集落約450世帯、積雪が1.5mの山間部。独居老人の多いこの地域では家屋の屋根や家周りの雪を除雪することは、非常に難しいです。

 同地域とIVUSAとの関わりは深く、中越地震で「忘れられた被災地」と呼ばれた同地域は翌冬に「平成18年豪雪」に見舞われました。長岡市在住の卒業生から住民の状況とニーズを聞き、IVUSAでは2回100人規模で除雪を行いました。

 その後3年間、同地区で除雪や仮設住宅の花植え、引っ越し等を手伝い、仮設住宅に植えた阪神大震災のヒマワリの種を東京の小学校や高校に贈呈し、被災者が総合学習の授業で中越地震の体験談を話す等の企画も行ってきました。

 中越地震は、深刻な過疎化を浮き彫りにしたと言われています。本当の意味での復興を、今後も住民と共に考え実行していきたいと思います。