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赤野井湾・小津袋クリーン大作戦に参加しました

 12月17日に滋賀県守山市の赤野井湾一帯で、認定NPO法人びわこ豊穣の郷 主催による赤野井湾・小津袋クリーン大作戦が開催され、IVUSAの学生26名を含め、175名が参加しました。

 朝9時から赤野井湾漁港にて赤野井湾・小津袋クリーン大作戦の開会式が行われ、赤野井湾漁港で認定NPO法人びわこ豊穣の郷の理事長である金崎いよ子さんより、「寒い中の活動ですが、頑張りましょう」と激励の挨拶がありました。

 午前の活動では漁師さんとそれぞれのグループに分かれ、水上や湖岸に繁茂するオオバナミズキンバイの除去活動を実施しました。

 今回の水上現場は、沖合の浮産卵施設でした。琵琶湖の水位は変動が激しく、水位変動に合わせて、魚の産卵場所も上下する施設ですが、そこにもオオバナズキンバイが侵入しています。
 今回は漁師さんにとって、生き物にとって貴重な産卵場所を守る活動となり、船上で、漁師さんとIVUSAの学生で行いました。

 また、湖岸の石積みに生えているオオバナミズキンバイ除去活動では行政、企業、地元中学生、関西大学のボランティアセンターの方々とも協力しながら活動しました。

 関西大学ボランティアセンターの学生さんは、「今回は活動が出来て良かった。またぜひご一緒したい」とおっしゃっていました。

 また、昼食では認定NPO法人びわこ豊穣の郷の方々が料理してくださったお雑煮やきな粉餅をいただき、学生らは温かいお雑煮を五臓六腑に染み渡らせていました。

 午後からの活動は強風で船が出せないため中止となり後片付けをしました。その後、班ミーティングを行い、「船上からの作業はかなりの重労働で、漁師さんの日頃の苦労を知り、より若者のマンパワーを活かすべきだと思った」との声が挙がりました。そして、15時に守山駅で解散しました。

 今回の活動で、オオバナミズキンバイを約5トン回収しました。

 最後になりますが、本活動に関わってくださった皆様のご協力があり、この活動を実施することができました。この場をお借りして、深く感謝申し上げます。(長浜バイオ大学1年 中川 湧貴)

●主催
認定NPO法人びわこ豊穣の郷

●協力団体
積水化成品工業株式会社 
株式会社滋賀銀行   
守山市立守山中学校   
関西大学    
自治会・一般  
玉津小津漁業協同組合    
滋賀県自然環境保全課
守山市環境政策課
NPO法人国際ボランティア学生協会