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東日本大震災復興支援活動

 3月9日から13日に、学生138名と事務局1名で東日本大震災復興支援活動を実施しました。
 IVUSAは2011年3月11日に起こった東日本大震災の発災直後から、宮城県石巻市や気仙沼市を中心に復旧支援活動を行い、2012年4月からは条例で第一種危険指定区域に指定され復旧活動が遅れていた宮城県亘理郡山元町を中心に活動してきました。

 今回は、山元町を拠点に地域住民が主体となり取り組むコミュニティビジネスや復興に向けたモデル作りに貢献すること、若者が「復興」「防災」「命を守ること」といった様々な課題を自分ごととして学び、向き合うことで、未来を生き抜く力を身につけることを目的として活動しました。

 活動1日目は、活動拠点となる普門寺に到着し、骨塚(ご遺骨を供養した砂山)で黙祷を捧げました。その後の結団式では、住職である板野文俊さんから、「今の状況を一人ひとり目に焼き付けて山元町をまずは知ってほしい」とお言葉を頂きました。

 フィールドワークでは町の歴史や資源、防災への心構えを知ってもらうように町を案内しているやまもとかたり部の会の方々から震災当時の山元町について直接お話を聞きました。
 活動初日から自分たちができることをこれからの活動に向けて考え行動する機会になりました。

 活動2日目は各現場に分かれて作業しました。お寺付近の側溝掃除や、山元町の特産物であるいちごを栽培するいちご園で活動を行いました。また、点灯式の準備、竹灯籠の設置、などをしました。

 作業と並行して、地域住民の方に実際に被災した場所を歩きながら当時の様子を説明していただきました。
 震災が与えた傷跡が住民の方にとってどれほど大きかったのか実感し、今でも「心の復興」が必要だと学ぶことができました。

 活動3日目は、追悼式と点灯式を行いました。
 追悼式では、私たちIVUSAの学生も参列させていただき地震が起きた14時46分に黙祷を捧げました。

 点灯式は、東日本大震災で亡くなられた方へ哀悼の意を込め、絵灯篭やロウソクに火を灯しました。また地域の方も来ていただき、3月11日に何があり何が起こったのかお話を聞くことができました。

 みんなの図書館(震災後全国から届いた書物を保管しているおり、地元の方をはじめ、子どもたちの集まる場所として解放されている場所)では現地の方による炊き出しのうどんと炊き込みご飯をいただきました。温まりながらたくさんの方とお話しすることができました。

 夜には、追悼式や点灯式を行ってどう感じたのか、自分たちができることは何なのか考えるミーティングを行いました。ある学生は「現地に来たことによって感じられるものが多くあった。被災した当事者の気持ちになることは難しいが、その気持ちに寄り添うために考え続けることが大切だと思った」と話しました。

 活動4日目は、みんなの図書館、千年塔で片付け作業を行いました。また、今回初めて、牛橋地区で側溝の整備作業を行いました。学生たちは牛橋地区のために何ができるのかということを考えながら、作業を進めました。

 夜には、震災を歌という形で伝えていく活動を行っているシンガーソングライターの森加奈恵さんの歌を聴かせていただきました。

その後山元町の方々との交流会を行いました。山元町の方々から震災、復興など様々なお話を伺いました。

 活動最終日の5日目は、5日間お借りしていた施設を清掃した後、午後から解団式を行いました。
 解団式では、この活動のリーダーの山本大斗(龍谷大学4年)から、「今回の隊は今日で終わるがこの活動はずっと繋いでいってほしい」と活動に対する熱い思いが述べられました。

 今回の活動を通して、実際現地に足を運んだ私たちが見たもの、聞いたこと、感じたことを、身の回りの多くの人に伝えていくことが大切だと学びました。

 最後に、活動にご協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。