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関西広域連合主催の水辺活動交流会に参加しました

 11月14日、関西広域連合広域環境保全局主催のオンラインイベント「水辺活動交流会~河川活動を通して、プラスチックごみを減らそう~」に参加させていただき、オオバナミズキンバイ除去活動に関する発表するとともに、各地域の環境保全活動団体と意見交換をしました。

 水辺活動交流会は、河川活動の幅を広げている5つの団体(フクレンジャー、認定NPO法人びわこ豊穣の郷、ねや川水辺クラブ、京都水辺保全ネットワーク、IVUSA)の活動発表や原田禎夫氏(大阪商業大学公共学部公共学科准教授)によるプラスチックごみに関する基調講演を基に情報交流を図り、その交流を通して各団体や活動の次の一歩を見つけることを目的とした交流会です。

 今回の交流会は32名が参加し、発表者のみ大阪府内の会場で発表し、その他の参加者はオンラインで参加しました。IVUSAからも2名が発表させていただきました。

 初めは原田禎夫氏の講演で、今話題のプラスチックごみに関して、私たちの生活とゴミの関係、内陸、河川、海の繋がりから事例も交えてお話しいただきました。

 その後、5団体による活動発表がありました。

 大阪府の寝屋川で活動されているねや川水辺クラブは、「忘れられた川寝屋川」を市民が憩える川にするためにワークショップや河川活動を行い、その地域のまちづくりにも貢献されている事を発表されており、河川活動の可能性を感じました。

 私たちIVUSAは、琵琶湖で問題となっているオオバナに対して、行政・住民・漁師・企業・NPO・私たち大学生等が互いの役割分担を明確にし、互いの強みを生かすことで、早期発見・早期除去の体制が構築され、オオバナの繁茂抑制に繋がっている事をお伝えしました。
 また、オオバナは今や滋賀県だけでなく京都府・大阪府にも拡散している事とそれにより生じる問題を話し、「外来水草問題は関西全域で考える必要がある」ということを強く伝えました。

 その後、原田 禎夫准教授と発表団体がディスカッションを行いました。ディスカッションでは、活動をもう一歩進めるために必要なこと、プラスチックごみ削減のために各活動団体ができることについて話し合いました。
 話の中で、「団体に所属する方々の年齢層が高くSNSを用いた発信力が足りない」というような意見があり、私たち若者のSNSを用いた発信力に強みを感じるとともに、プラスチック問題をはじめとした河川の問題の知識を深め、視覚的にも解りやすく発信していく必要があると感じました。

 最後になりますが、今回お声をかけて下さった関係者の方々に感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。

※IVUSAの学生は、感染防止対策として主催者、自治体、各大学のガイドラインに従い、これに沿った対策を行ったうえで参加しています。