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バングラデシュの学生とのオンライン国際交流イベントを開催しました

 9月3日、ダッカ大学生10名とIVUSA学生13名、ダッカ大学教員1名、IVUSA職員3名の計29名でオンライン交流イベントを開催しました。このイベントは「日バ学生で感じ、考える。“違い”と“同じ”」をテーマに、IVUSA学生とダッカ大学学生という同世代の若者たちがざっくばらんな会話を通して知り合い、両国への興味を深めることを目的として実施しました。

 IVUSAでは2011年、バングラデシュにてダッカ大学生100人とIVUSA学生100人とで、「クリーンダッカ大作戦(Mission Clean Dhaka)」を実施しました。この活動は国を越えて共に清掃活動に取り組みながら両国学生が交流を深めることを通して、「拾う心より捨てない心」を広めるとともに、両国の若者同士の未来につながる絆を育むことを目指したものでした。
 活動後にはダッカ大学生たちで清掃活動が行われるようになるなどアクションが広がるものとなっていましたが、2013年、2015年と計画した現地活動は政情不安により中止となり、以後10年間は当時の参加者個人間でのつながりは続けど、IVUSAとダッカ大学との協働は再開することなく過ぎました。

 そしてコロナ禍となり、両国学生はそれぞれオンラインでの授業等を通してオンラインでつながる術が普及しましたが、「これを機に、まだまだ両国の行き来は難しくとも、オンラインでつながり、それぞれのアクションにつなげていけるのではないか」ということから、本会を企画しました。

 学生たちでグループトークをする前に、クリーンダッカ大作戦の発起人である当協会副代表理事の谷口純平とダッカ大学准教授のDr. Md.Monir Uddin氏のクロストークから、バングラデシュでの活動の経緯や両国友好の状況、お互いから見た両国の”人”の素晴らしさについて共有しました。
 それからIVUSA学生とダッカ大生4~5名ずつのグループに分かれ、グループトークをしました。学生たちは、初対面同士ではじめは緊張した面持ちでしたが、会話を重ねるごとに笑顔となり、和やかな雰囲気でイベントは終了しました。

 今後は隔月で各種社会問題をテーマとしながら両国の現状をシェアするとともに、若者に何ができるかを考えていく予定です。本会でできたつながりや、参加者の中に芽生え深まった関心を基礎としながら、国を越えた若者同士で相互理解をしあいながら、「若者にできること」を考え、アクションにつなげていきます。