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子どもの教育支援に関するオンライン講演会

 10月4日に子どもの教育支援に関するオンライン講演会を行い、学生・職員合わせて16名が参加しました。
 今回は、日本財団子どもサポートチームチームリーダーの本山勝寛さんと、泉大津市保険福祉部福祉政策課の雪本理恵さんからお話をお伺いしました。

 本山さんは、日本財団が実施した子どもの貧困に関する調査研究のレポートを紹介しながら、子どもの置かれている状況や格差問題についてデータを使って説明をしてくださいました。特にコロナ禍で状況は悪化しています。
 そして、日本財団が進めている「子ども第三の居場所」事業を紹介されると、参加した学生からも多くの質問がありました。
 https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

 雪本さんは、「生活困窮者自立支援制度と行政の役割」をテーマに、「社会保険・労働保険」と「生活保護」の間のセーフティネットとしてこの制度が始まったことや、その内容について詳しくお話していただきました。
 また泉大津市から生活困窮家庭の子どもへの学習支援や居場所作りの事業を委託されてIVUSAは運営していますが、その中での大学生の役割の重要性についても強調されました。学生からは一つひとつの自立支援制度の中身についてもっと知りたいといった感想がありました。

 参加した学生・職員にとっても、子どもの貧困をはじめとする、支援が必要とされている社会的状況を学ぶとともに、コロナ禍の中でも自分たちができることを考える場となりました。