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千葉県佐倉市での佐倉産業大博覧会(アグリフェスタ)に参加しました

 11月13日、14日に晴天の中、千葉県佐倉市草ぶえの丘にて開催された佐倉産業大博覧会、通称アグリフェスタにIVUSAの学生21名、事務局員1名が参加しました。本イベントは、佐倉市内の商工業や農業の魅力を伝えるために開催されたもので、市内の産業経済団体や農業団体が生産している製品や農畜産物、農福連携により生まれた商品・特産品・技術・サービスを様々なブースで楽しめるものとなっています。

 今回のイベントは、印旛沼クリーン大作戦に関連する久しぶりの対面活動でした。私たちは本イベントにて、亀レースの運営、ブースに足を運んでくださった方への私たちの活動の紹介を行いました。
 亀レースは、外来種であるクサガメにゼッケンをつけて競わせるというもので、子どもに大人気で大盛況でした。対面でのイベントや活動になかなか参加できていなかった学生にとっても、企画を通じてたくさんの子どもたち、親御さんたちに楽しんでいただくことができ、よい機会となりました。

 展示での活動紹介は、お客さんの年齢が上がるにつれて関心を持つ度合いが違いました。また、今回は活動で除去対象としている外来植物「ナガエツルノゲイトウ」の現物展示も行い、この植物の概要、地域に与える影響について紹介をしましたが、地元の方々の関心はまだまだ高くないことを実感しました。
 展示に足を止めてくださった方の中に「昔は在来種の魚が二種類くらい泳いでいただけだったけど、もうそれも見なくなっちゃったな」とお話される方がいらっしゃいました。本活動は2016年に2人の学生の発案により始まったものですが、当初も地元の方から同じような言葉をいただいています。今回のブース展示で地元の方とお話し、改めてこの活動の意義、必要性を感じました。

 イベントを通じ、本活動の課題点も浮き彫りになりましたが、久々に活動ができて沢山の方々との出会いもありました。今後の活動ではこうした繋がり、そこから生まれるコミュニティを大事にして、ナガエツルノゲイトウの除去活動だけでなく沢山の方々と交流をして、印旛沼に潜む課題に取り組む仲間を増やしていきたいと思います。(日本大学4年 荻野 俊資)