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MLGs意見交換会「琵琶湖モデル」を問う~学生vsレジェンド~に参加しました

 12月11日に守山市で、MLGs意見交換会「琵琶湖モデル」を問う~学生vsレジェンド~が開催されました。NPO法人預かりものを戻す会とIVUSA中心に22名(オンライン参加者含む)が参加し、IVUSA学生4名、事務局1名、卒業生1名が参加しました。

 今回の意見交換会は、MLGsの達成に向けてNPO法人預かりものを戻す会(滋賀県庁環境行政OB)の方から、琵琶湖条例をはじめとする環境行政の中での経験を共有していただき、若い世代と意見交換を行うことで、其々の団体の取り組みを考えていくものです。

 まず、NPO法人預かりものを戻す会の加賀爪様より、「琵琶湖モデルの本質を考える」をテーマに話題提供がありました。


 
 琵琶湖淀川流域の時代ごとの河川流量、人口、土地利用の変化、経済発展や都市化が進んだこと、それに伴い琵琶湖の富栄養化が進行し、淡水赤潮が発生したこと、またそれらの状況に対して、環境行政がどのように琵琶湖条例を制定し、事業者や住民に働きかけ、実行してきたのかというお話がありました。

 IVUSAからは、琵琶湖における環境保全や地域活性、子どもの教育支援の取組みや、近年の外来水草オオバナミズキンバイ(以下オオバナ)除去活動や琵琶湖版SDGsであるMLGs関連にも力を入れていくことを発表しました。

 意見交換会では、IVUSA学生よりNPO法人預かりものを戻す会に当時の状況に関して様々な質問がありました。

「事業者に対する排水規制を行っていく上で地域事業者にどのように信頼を得ましたか?」という質問に対して、「例えば排水規制を守る方法がわからない事業者に対して、行政の担当者も工場に入り、事業者と現場に合った排水処理方法を見つけるなど、現場に入って取り組んでいた」との経験話を聞かせていただきました。

 IVUSAの学生からNPO法人預かりものを戻す会に、「私たちが環境ボランティア活動をしていくうえで、学生に期待していること、学生だからできることを、教えてほしいです」という質問に対して、「人々の環境への関心が水環境の保全にも繋がるので、住む場所が変わったりしても、地域の環境に目を向け、関心を持ち続けていくことが大事である」とのアドバイスを頂きました。

 また、「琵琶湖条例などを事業者、県民の人達にも伝えて理解していただくためにどんな工夫をされましたか?」という質問に対しては、「条例を制定したら文書として残していく。また成果なども含めて公害白書、環境白書のような冊子に毎年纏めていくと、事業者や県民にとっても意識されやすくなっていく」とお答えいただきました。

 またNPO法人預かりものを戻す会の皆様よりIVUSAに対して環境保全活動に関して、いくつかの質問がありました。

「なぜ大阪、京都、奈良の大学生が琵琶湖の活動に取り組んでくれているのか?」という質問に対して、

 大阪の学生から
「きっかけは先輩からのオオバナ除去活動のお誘いでした。そこでオオバナ除去活動に熱心に取り組む先輩の姿みて、琵琶湖が直面する課題を意識するようになり、先輩方が頑張ってきたこの活動をやり遂げたいと思うようになりました。」

 京都の学生から
「鴨川でオオバナが問題になっている事を知り、琵琶湖でのオオバナの対策を知りたいと思って参加しました。そこでオオバナの厄介さや、漁師さんが凄く困っていて、除去活動する僕らにも凄く感謝して下さっていることに感激して、情熱を注ぐようになりました」
と各々のきっかけや動機をお伝えしました。

 今回、NPO法人預かりものを戻す会との意見交換の中で、地元の琵琶湖を大事にしたい、守りたい、過去の経験を若い世代にも活かして欲しいという思いを強く感じました。私たちは学生としてのマンパワーを活かして、地元の方とともに琵琶湖での活動に熱意をもって取り組んでいきます。

 最後になりましたが、NPO法人預かりものを戻す会、マザーレイクゴールズ推進委員会、イベント参加者の皆様、協力いただいた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。(京都産業大学2年 二塚 香美)