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国際シンポジウム2022「未来につなぐ湖沼の価値」に参加しました

 10月15日に、国際シンポジウム2022「未来につなぐ湖沼の価値」が琵琶湖博物館で開催されました。IVUSAは「湖沼のエコツーリズムコンテスト」に3名の学生で出場し、「びわ湖の研究者になろうツアー」に関するプレゼンテーションを行い、優秀賞を受賞しました。

 湖沼のエコツーリズムコンテストは、世界湖沼会議等で発表する若い世代の活動を促し、グローバルに活躍する人材育成に貢献することを目的に開催されました。
 国内の大学生等数からエコツーリズムのアイディアを募り、企画案とプレゼンテーションを通し、書類審査を通過した4団体が当日、プレゼンテーションを行いました。

 はじめにILEC(国際湖沼環境委員会)理事長の竹本和彦様より開会の挨拶があり、「若い皆さんのアイディアによるエコツーリズムを切り口に持続可能な湖沼管理の発展に繋げていきたい」とのご挨拶がありました。

 IVUSAは次世代を担う子どもたちをターゲットにした「びわ湖の研究者になろうツアー」の企画案を発表しました。

 私たちは、近年地域の自然に触れたり、気になることを突き詰めて実験したりする機会が減少していることに焦点を当て、その現状に対して、より子どもたちに近い大学生という立場を活かし、一緒に実験や自然体験をする機会を提供するツアーを考えました。


 
 発表の中で、今年3月に実施した「浄水場を作ろう」のワークショップを取り上げ、子どもたちの濾過装置作りの試行錯誤や発表の様子、また実際に浄水場で働く方へのインタビューで交流している様子を紹介しました。

 発表チームには中国人留学生もおり、母国と日本のギャップに驚いたエピソードを交えながら、このツアーがアジア圏や海外にも広がり、世界の湖沼環境がよりよくなることへの期待を話しました。

 審査員からは「探究心」や「自然と【共に】学ぶ」というキーワードに対しての質問や激励などをいただきました。


 
 他団体の方は「トレイルラン」「漁師体験」「山、里、湖の繋がり」をテーマに発表されており、コンセプトやターゲットが異なり、多様な視点でのエコツーリズム案が発表されました。

 審査の結果、IVUSAは優秀発表賞をいただきました。

 今回、発表の機会をいただいたILEC関係者、びわ湖の研究者になろうツアーを世話いただいているMLGs関係者の皆様、誠に有難うございました。(京都外国語大学3年 二葉 楓馬)

【発表者より】
 発表チームのリーダーを引き受けたときは不安なことも多く、まず完成できるのか、など心配でした。しかし、IVUSAのMLGsメンバーや大学の仲間、先輩など多くの方のおかげで納得のいく発表ができたと思います。
 正直最優秀賞が取れなかったのは悔しいですが、準備期間でいただいたアドバイスや他チームの発表はこれからの活動の参考になるものばかりだったので、この貴重な思い出を糧に今後も頑張っていこうと思います。(京都外国語大学3年 伊藤 佐恵子)

 私は人前に出て話すことや、英語も暗記も苦手で、凄く不安でした。
 しかしびわ湖の研究者になろうツアーのリーダーとして、子どもたちが自然体験や実験に夢中になれるこのツアーの魅力を発表で伝えられるように注力しました。関係者の皆さまや心強いチームメンバーのおかげで、多くの方々に素晴らしい発表を届けられたと思います。また審査員の方々に励みになるコメントをいただけた事も大変喜ばしかったです。
 自分1人では縁の無かった世界に飛び込み、見ることのできない景色を見ることができ、挑戦することの大切さを学びました。エコツーリズムに関しても素晴らしいお話を聞け、知識を得ることができ、自分自身にとって大変貴重な経験となりました。10月末の研究者になろうツアーの成功に向けて、精進したいと思います。(京都外国語大学3年 田邊 有香)

Although I just have one slide, it’s very long and it’s also very important to me so I was fully prepared. And then I was totally released. When we finished the presentation, I felt so good. Because we’ve been planning to do this project since the summer vacation. After all, we tried our best, and we don’t regret it all, and I really want to appreciate my teammates that have been working with me these days. I’m so grateful to have them all.
For me I think the result is not important, the process that what we did is important. We’ve been making an effort every day and today we are meant to get the reward. (京都外国語大学1年 劉 昱泰)