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32期学生執行役員 下田 一貴(立命館大学)

■IVUSAに入ったきっかけ
 主に二点あります。一つ目は、「多様な人に出会うため」です。小学生から高校まで一貫して野球に熱中してきて、いわゆる体育会気質の人と多く関わってきました。分かりやすく表現すると、「右か左を選べ」という問いに対して、「上に昇る」という選択を取るような人たちです。自分もそうでした。
 しかし大学生になるにつれて、もっと色んな価値観に触れたい。今度は野球以外にも刺激的な経験をしてみたいと思うようになりました。これがIVUSAに入ったきっかけの一つです。

 二点目は、「自分も世のため、人のために尽力できる人になりたい」という想いがあったからです。自分が小学3年生の時に親が離婚し、ここまで女手一つで育ててもらいました。
 その中で、少年野球チームの監督、コーチの存在がとても大きかったことを今でも覚えています。週末にグランドに行くと沢山の大人がいて、自分を厳しく、そして優しく指導してくださりました。野球の技術はもちろんですが、一人の人間として育ててもらいました。
 気づけば、その大人たちは自分にとってお父さんの様な存在で、寂しい想いなどはまったくありませんでした。
 そしてある時ふと、彼らに施してもらった恩を返すことが、自分の人生の使命だと思うようになりました。そしてその手段の一つとして、ボランティアを選びました。

■IVUSAでやってきたこと
 自分がIVUSAで一番頑張ったのは大学2年の夏です。当時のクラブの先輩が利島活性化活動で幹部をやると聞いて、エントリーしたのがきっかけです。そこから利島を中心にIVUSAに注力することになり、気が付けばクラブマネージャーや、利島のプロジェクトマネージャーを経験し、今に至ります。

 IVUSAでは、よく「自己成長と社会貢献のサイクル」という言葉が飛び交います。
 この「サイクル」という言葉は凄く厚い意味を持っています。日々IVUSAに触れていると、現場以外でも学びが多いため、どうしても「自己成長」という観点に意識が向きがちだと思います。でも、そこで止まっていてはいけない。その先に意識を向けなければいけない。そんなことを最近は強く思わされました。

■今、担当していること
 執行役員(幹部役員)として、プロジェクトサポート本部に所属しています。主に夏と春に実施されるプロジェクトの運営管理が主な役割です。更に今年からは、より多岐に手を伸ばしていこうと考えており、その中でも特にクラブ事業のサポートや、各研修のプロモーション等には注力していきたいと考えています。

■大学生の皆さんへ
「想いを形に」そして「熱く」
 我々IVUSAはボランティアを通して社会貢献を行う団体です。会員は大学関係なく在籍しており、多様な個で溢れています。内部にいると麻痺してしまいますが、これは凄く恵まれた環境で、僕は生涯の仲間と経験を手にしました。人生において凄く大切な4年間。どの環境に自分の身を置くかの判断は、これからの人生を左右すると言っても過言じゃないはずです。その判断の一つに、我々IVUSAが当てはまることを心から願っています。

 あなたのその想いで、人の心を、社会を、共に動かしましょう。