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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから 双葉寮では、2019年まで児童養護施設の子どもたちと交流をする「子ども隊」として活動してきました。子ども隊では施設外での宿泊体験を行っていました。
しかし、コロナ禍で中止されて以降、2020年からは数人の子どもを対象にオンライン学習支援を開始し、2022年の夏からは小規模で双葉寮での対面活動を再開しました。
今年の春は2つの隊に分かれて活動をしました。後半隊は3月27日から29日の3日間。学生2名で新潟県長岡市にある児童養護施設「双葉寮」を訪問しました。
対面活動の目的として、「子どもたちの日常の学習や遊びを通し、お互いを知ることで信頼関係を作ること」「子どもたちがふとした時に思い出すような楽しい思い出を作ること」を掲げました。
後半隊初日は天気が良く、職員さんと子どもたちと一緒に施設の外の公園に行き、鬼ごっこやジャングルジム、ブランコをしました。思いっきり体を動かして子どもたちと遊ぶことができ、とても楽しかったです。
午後は講堂と保育室でペーパークラフトやバレーボールなどを一緒にしました。男の子同士だと喋りやすいこともあり会話が弾みました。
2日目は雨が降っていて、室内で運動やブロック遊び、お絵描きなどをする時間がほとんどでした。
また、双葉寮を退寮する子のお見送りに立ち会いました。子どもたちの表情を見て退寮式の雰囲気を感じ取ることができました。子どもたちや職員さんの考えもお話から知ることができ、貴重な体験となりました。
最終日となる3日目は、午前は室内、午後はグラウンドで元気いっぱい体を動かしました。小学生から高校生までの子どもたちが一緒になって遊びました。子どもたちの明るさや元気につられて私たちも楽しく全力で遊ぶことができました。
3日間を子どもたちの「生活」の中で一緒に過ごさせてもらいました。学校のない春休みの期間に子どもたちとIVUSAが6日間関われたことは私たちにとっても子どもたちにとっても良い活動だったと思います。この活動を通して、これまでオンライン学習支援をしているだけでは気付けなかったような1人ひとりの特長や考えに気付くことができました。
私たち学生にできることは少ないかもしれませんが、この活動が子どもたちの未来に少しでも良い影響を与えるものになってほしいという思いでこれからも活動を続けていきます。
最後になりましたが、いつも私たちIVUSA学生を受け入れてくださる双葉寮の皆様、本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。