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防災キャンペーン

 IVUSAでは、10月1日から11月30日にかけて、防災キャンペーンとして各クラブで大学内やクラブがある地域のイベントを通し、防災に関する企画を実施しました。

 このキャンペーンは、大学内の学生や職員、地域の方の防災意識を高めることを目的としており、具体的には地域の災害訓練への参加、防災学習などにも取り組みました。

《防災イベント》
 各クラブで、学園祭や地域のイベントを通して、多くの方に防災への関心を持っていただけるように様々な工夫をしました。

■砧祭防災イベント(東京砧クラブ)
 日本大学で開催された学園祭「砧祭」において、防災体験コーナーを設置し、東京都世田谷区民の方を中心に多くの方に参加していただきました。
 この防災体験コーナーには、震度7の大地震の危険性を知れる「起震車体験」、火災が発生した建物内を想定し、出口を探す「煙体験」、実際に消火器を扱う「消火器体験」を設置しました。

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■神奈川大学防災フェア(神奈川白楽クラブ)
 神奈川大学横浜キャンパスにて「神奈川大学防災フェア」が開催されました。当日は、行政機関や企業、ゼミや研究室、そしてIVUSAの計11団体のブースが設置されました。
 IVUSAブースでは、災害救援活動の紹介と活動の際に使用した道具の展示をしました。
 その他にも、起震車や火災現場の模擬体験、消火活動体験、AED講習、炊き出しも行われました。

■稲荷山公園 音楽フェスタIF(東京板橋クラブ)
 埼玉県狭山市にある稲荷山公園で毎年行われている音楽フェスタIFにおいて、お祭りの手伝いをしました。
 非常食になり得る缶詰や宮城県山元町の名産品の販売や非常時にも使えるLEDランタンの配布をしました。また、埼玉西部消防局に協力していただき、児童向けにはしご車との記念撮影や体験の補助をしました。

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■学園祭(東京板橋クラブ)
 学園祭では、宮城県山元町の生どら焼きを販売し、お渡しする袋の中には、大学付近の避難所マップを入れさせていただきました。年齢を問わず、見やすいよう工夫をし、多くの方に見ていただけたと思います。

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■文京区市民活動まつり(東京大塚クラブ)
 東京都文京区の方々に防災を身近に感じてもらうため、手元に置いておける防災冊子を作成しました。避難場所での豆知識や防災バックのチェックリストや文京区の避難場所マップを記載しました。幅広い年代の方へお渡しすることができました。

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■サタデージャンボリー(京都上賀茂クラブ)
 京都市北消防署、京都産業大学学生部管財課と共同で実施する子どもから大人まで楽しめるような防災に関するプログラムのお手伝いをしました。

《防災に関する展示》
 10月から11月にかけて、各クラブの学生が所属する大学で開催された学園祭において、本協会が実施している様々な活動とともに防災に関する展示をしました。

 防災に関する知識や各クラブがある地域の防災に関する取り組み、本協会の取り組みを取り上げて紹介しました。
 たくさんの学生や地域の方に来ていただき、多くの人に防災への意識を持っていただく機会になりました。

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《災害訓練》
■千代田区避難訓練with千代田区社会福祉協議会(東京市ヶ谷、東京三崎町クラブ)
 この訓練では、震災発生時に区役所職員がすぐに避難所に駆けつけることができないことを踏まえた、住民による避難所運営の確認をしました。IVUSA学生も住民の方と一緒に避難所の運営方法を確認しました。
 また、自動体外式除細動器(AED)を使う訓練がありました。

《子どもを対象とした防災事業》
 子どもたちに少しでも防災意識を持ってもらうことを目的に、体を動かすプログラムやクイズなどで、楽しみながら防災に触れられる遊びを学生で考え、実施しました。

■子ども防災事業(大阪吹田クラブ)
 実際に新聞紙でスリッパを子どもたちと作り、自分たちの身近なものが防災グッズになるということを伝えました。

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《防災学習》
■衣笠クラブ防災事業(京都衣笠クラブ)
 災害への対策や防災知識の理解を深めることで、日常の防災に対する意識の向上を図るとともに、災害発生時に迅速かつ積極的に行動する力を培うことを目的として行いました。

■避難所運営ゲーム(京都上賀茂クラブ)
 避難所運営ゲームとは、もし自分が避難所の運営をしなければならない立場になった時、殺到する人々や出来事にどのように対応していくかを考えるゲームです。
 有事の際に実際に動けるような人材を育てるために、実施しています。

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 各クラブの様々な取り組みを通して、多くの方へ防災を伝えるとともに、IVUSA学生も改めて防災に対して学習する機会となりました。

 今後もさらに多くの方に防災への関心を高めていただけるよう取り組んでいきます。(龍谷大学4年 森 優太)