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平成29年9月台風18号災害救援活動1次隊・2次隊

 9月29日から10月1日の3日間にかけて、大分県津久見市にて、事務局員4名、学生88名、卒業生3名の計95名で活動しました。

 29日、1次隊として事務局3名、学生5名が大分県津久見市に到着し、市役所の方や津久見市社会協議会の事務局長の方へのご挨拶や、ニーズ調査、作業をさせていただくお宅の作業の見立てなどをしました。

 30日、2次隊が大分県津久見市に到着し、活動を始めるにあたっての開会式を行いました。

 開会式では、津久見市災害ボランティアセンター副センター長の宇都宮雅春さん・津久見市役所職員の江藤智章さんからお話があり、激励のお言葉をいただきました。
 また、25期学生代表の水口裕喜からの挨拶があり、活動への士気を高めました。

 今回の活動では、床下などの土砂のかき出し、搬出、消毒、家財の運び出しやお宅の清掃を行いました。

 ある現場では、床下の土砂のかき出しや庭にある池の土砂を除去・洗浄し、その後、床下の消毒、お宅の清掃まで完了し、ニーズを完遂することができました。

 剥がした畳の消毒や、家財の運び出しや床下の土砂のかき出しを行った現場では、この現場の隊員全員で、協力して行ったことで、効率の良い作業ができたので、予定より早くこのニーズも完遂することができました。

 お宅の方から、「ほんとに来てくれてありがとう。来てくれないとできない作業ばかりで助かりました」という言葉を頂きました。

 ある家の周りと、隣にある神社の床下に溜まった土砂をかき出す作業をしました。

 この現場は2日間、作業を行っていましたが、1日目の作業を見た地域の方が、「地域で大切にしている神社なのに復旧をボランティアの人だけに任せるようではダメだ」と、神社での作業に加わってくださいました。
 地域の方と一緒に作業をするということで、学生も一層、気合が入りました。

 土砂のかき出しと神社の床下の消毒まで完了し、ニーズを完遂することができました。

 ある現場では、土砂のかき出しや石灰まき、壁や窓を拭く作業を行いました。
 一人ひとりの作業スピードが早く、スムーズに行うことができたので、午前の内にニーズを完遂することができました。
作業後にお宅の方が、「ごくろうさんです」と声をかけてくださりました。

 2日間の活動を通して、25件のニーズに取り組み、内20件の現場を完遂することができました。

 この2日間を通し、学生たちは少しでも津久見市の方の力になれるよう、全力で作業に取り組みました。
 また、この活動を通して感じたことを胸に、これからも、それぞれにできることを続けていきたいと思います。

 尚、この活動は公益財団法人車両競技公益資金記念財団より助成を受けて実施しました。(龍谷大学4年 角野 修造、関西大学2年 國重 舞)