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災害ボランティア研修入門

 近年、広域的に甚大な被害をもたらす水害が各地で発生しています。

 被災地では復旧復興のために、多くの人手を必要としていますが、広域的な災害では人的資源が分散し、各地で深刻な人手不足が起きています。
 また、日本全国、あらゆる場所で地震が発生する可能性があり、特に首都直下地震や南海トラフ地震が起きれば、「国難」とも言えるでしょう。

 さらに、当面続くと予想されるコロナ禍においては、感染症対策のため、ボランティアの募集を地域内に限定する災害ボランティアセンターが多くなることが予想されます。
 そのため、今後は今まで以上に地域の中での助け合いが求められていきます。

 そこでIVUSAでは、災害ボランティアに取り組むきっかけとなるよう、過去28年間の災害救援活動で培ってきたノウハウや経験をもとに作成した災害ボランティア入門講座を実施しています。

【これまでの実績】

■大学生向け(事前研修+被災地支援活動を実施)
①日本体育大学20191126日)

日本体育大学保健医療学部救急医療学科の実習科目の中で、実際に災害救援ボランティア活動を行うための事前講習として実施。この研修を受講後、東日本台風によって被災した宮城県丸森町での災害救援ボランティア活動にも参加するプログラムとして実施しました。

▼参加者
指導教諭・大学2年生76

▼内容
・なぜ大学生が災害ボランティアに参加する必要があるのか、といった社会背景
・災害のメカニズムや災害ボランティアの概要
・災害救援活動の派遣先である宮城県丸森町の被災状況や実際の作業に使用する道具や作業内容についてなど

■大学ボランティア支援室が主催
①同志社大学(第1部:2020828日/第2部:915日)

 

 ▼参加者
同志社大学生 約10

▼内容
1
・そもそもなぜ日本は災害大国なのか
・地震・台風・洪水などの災害リスクからどう身を守るのか

2
・災害ボランティアに取り組む際の心構えや必要な準備
・実際にボランティアとしてどんなことをお手伝いさせていただくのか

②東洋大学
避難所運営させてもらえませんか? 〜オンラインで学ぶ避難所運営ゲーム〜

東洋大学(202133日)

▼参加者
支援室職員、東洋大学生 計24

▼内容
HUG(避難所運営ゲーム)をオンラインで体験し、自分が被災したとき、避難所の運営に参画する時に大切なことは何かを学ぶ。
・避難所運営で大切なこと、スフィア基準についてなど講話
・オンラインHUGの体験
・ブレイクアウトルームに分かれての意見交換

【プログラムの例】

所要時間:24時間
■自分の身を守るためには
①そもそも災害とは?
(1)自然災害の種類について
(2)なぜ日本は災害大国なのか
(3)令和も災害の時代?

②災害から身を守る
(1)地震から身を守るための備えについて
― 自宅の耐震性と地盤の確認
― 家具の転倒防止
― 自宅や周辺で火災が起きていないか確認

(2)台風から身を守るための備えについて
― 自宅周辺の浸水想定域を確認
― 避難のタイミング・経路・方法の検討と共有
― 小まめな情報収集
― 状況に応じた、避難方法の選択

(3)被災したときに慌てないためのチェックリストづくり
ワークショップを通して、自分が被災したことを想定して、「今から準備するべきこと」について考えます。

■災害ボランティアに参加するにあたって

①災害ボランティアとは?
(1)あなたの「好きなこと」が被災地では求められている
(2)災害ボランティアの心構え

②災害ボランティアに参加するための準備
(1)災害ボランティアに取り組む準備
(2)ボランティア活動中に気を付けること

③地元で水害が発生!地元の復旧に貢献するために私ができることリストの作成ワークショップを通して、被災地で自分にできることについて考えます。

受講される対象者様によって講習内容や所要時間のカスタマイズも可能です(※オンラインでの実施も可)。
ご予算に応じたご提案もさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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