ユースによる海洋ゴミ対策キャンペーン

山形県日本海沿岸清掃活動の現地調査

 6月28日から6月30日に学生4名、事務局1名で、この夏の活動場所でもある飛島の荒崎海岸、法木集落付近の海岸、田下海岸を調査してきました。

【荒崎海岸】
 2次隊の時に活動した場でもあるが、現在のところペットボトルや洗剤容器といったプラスチック類が多く見受けられました。草むらの中にまでゴミが落ちていており、作業する場合草を避け拾わなければなりません。
 また、海藻類が打ち上げられており海藻の中にもプラスチックからなる小さいゴミから大きいゴミが多く見受けられました。

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2次隊の時の活動場所
一見ゴミが少ないように見えるが近づいてみると海藻とプラスチック類が目立ちます。

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海藻にプラスチックや漁網が混ざっています。

【法木集落周辺の海岸】
 奥に進んでいくに連れて、ペットボトルや洗剤容器といったプラスチック類が草むらに散らばっていました。しかし、荒崎海岸ほどゴミは比較的少なかったです。

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草むらに小さいゴミから大きいゴミが散乱しており、特にプラスチック類が多く見受けれました。

【田下海岸】
 漁網の塊や、プラスチック類、漁で使用する物などが見受けられました。
 また、海藻が大量にあり海藻の中にゴミが混じっていました。ゴミは比較的多く活動までさらに多くなっている可能性があります。

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プラスチック類が多く目立つ

 今回の現地調査を得て思ったことは3つあります。まず一つ目は、春山形の活動のように漁網部隊が必要だと思いました。エリアによって打ち上げられている漁網の量が違うので効率よく清掃できるようにしたほうがいいか思います。

 二つ目は、海藻が多いのでゴミが見えにくく大きなゴミがあったとしても海藻が邪魔をして清掃の効率を下げてしまう可能性あるかなと思いました。

 そして三つ目は、ランクTを目指すなら草むらにあるゴミを取らなければランクTは厳しいのこと。一応海岸の領域が草むらまでらしいのでそこまできれいにしてランクTと判断されるということでした。もしランクTを目指すのであれば細かい作業が予想されるかと思います。

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