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イナズマロックフェス2016にてオオバナミズキンバイに関する出展をしました

 9月17日、18日の2日間、滋賀県烏丸半島にて開催された野外音楽イベント、イナズマロックフェス2016の「おいで~な滋賀体感フェア」にブースを出展させていただきました。
 イナズマロックフェスは、T.M.Revolutionの西川貴教さんが主催となって、ご自身の出身地である滋賀の地域振興と、琵琶湖の環境保全を目的として開催されています。

 ブースでは、琵琶湖に関するクイズや特定外来水生植物オオバナミズキンバイについての展示を行ったほか、9月9日から11日に行われた琵琶湖外来水生植物除去大作戦2016の成果も展示しました。
 できるだけ多くの方にブースに来ていただき、オオバナミズキンバイや私たちの活動を知っていただけるように無料でうちわを配布しました。

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 ブースには小さい子供からご年配の方、普段から琵琶湖を身近に感じている滋賀県民だけではなく、関東や九州などの遠い地域からいらっしゃった方など様々な方がブースに足を運んでくださいました。

 琵琶湖クイズに挑戦したり、IVUSAの活動についての説明に真剣に耳を傾けてくださったりしました。
 琵琶湖に関するクイズ取り上げた「日本で琵琶湖の水を利用する人の割合」や「400万年前に琵琶湖は何県にあったのか」という問題は、「滋賀県民でも知らなかった」という感想をたくさんいただき、琵琶湖の歴史や現状を知っていただく機会になりました。

 オオバナミズキンバイについては、「この前テレビで活動をみた」や「黄色い花の水草やろ?」などと言ってくださる方が多くおり、オオバナミズキンバイの認知度の向上、また琵琶湖の問題への危機意識を持っていただいているのだと実感しました。そして、中には「先週琵琶湖湖岸で活動してくれてるのを見たよ」と言ってくださる方もいました。

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 イナズマロックフェス1日目には、三日月大造滋賀県知事がブースにお越しくださいました。先日の3日間の活動で約49トンものオオバナミズキンバイを除去したことへのお礼と激励のお言葉を頂きました。

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 そして、イナズマロックフェス2日目には橋川渉草津市長もブースに足を運んでいただきました。

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 当日はたくさんのIVUSA学生が集まり、実際にオオバナミズキンバイを除去した経験やそこで感じた活動の必要性などを訪れた方々に伝えました。

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 また二日間ともフリーエリアに設置されている龍神ステージにて、PRをさせていただきました。司会のラリー大岩さん、我が家の杉山・谷田さん、アンタッチャブルの柴田さんとオオバナミズキンバイを含む外来生物についての話をしながら、IVUSAが行っているオオバナミズキンバイ除去活動や、ブースのPRをさせてもらいました。

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 2日目は悪天候に見舞われたものの、二日間で計約350人もの方にブースに訪れていただきました。このブース展示を通して、オオバナミズキンバイをより多くの方に知っていただくきっかけを作りました。

 ブースに来てくださった方々、IVUSAの活動を応援してくださっている方々、ブース展示・ステージ上のPRなどにご協力いただきました滋賀県庁観光交流局やその他多くの関係者の皆様にお礼申し上げます。今後も琵琶湖の外来水生植物除去に努めるとともに、多くの方にこの問題を知っていただけるよう活動していきます。(立命館大学2年 若林 未希)
 
 尚、この活動は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて実施していました。