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新潟県関川村「七ヶ谷雪ほたるまつり」活性化活動

 2月4日から6日までの3日間にかけて、七ヶ谷雪ほたるまつり活性化活動が新潟県岩船郡関川村にて行われ、学生46名と事務局員1名が参加しました。

 今年、関川村で行われる最初の活動であり、祭りの成功を前提に「関川村との事業計画に基づき、地域の新たな担い手を生むため世代間交流の活性化を図る」を目的とし、高齢化で祭りを運営する人手と活気が減少している関川村にIVUSAが訪れ、祭りの運営の手伝いをしました。

 活動1日目、祭りの会場である旧安角小学校に到着し、祭りを主催するタランぺクラブをはじめとした村の方々と到着セレモニーをしました。到着セレモニーはIVUSA学生が「ただいま帰って参りました」と言い、村の方々が「おかえりなさい」と返してくださる恒例の儀式です。
 改めて、関川村とIVUSAの関わりの深さを身に染みて感じることが出来ました。

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 その後、校舎内の清掃と外で祭りの準備をする2つの現場に分かれて作業を開始しました。外では、通路を作るための雪踏みとどもんこ(かまくら)作りを村の方々と交流しながら作業をしました。
 休憩中には、雪合戦や雪だるま作りなど和気藹々と楽しみました。

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 作業後、七ヶ谷ふるさと会館にて懇親会を開催しました。関川村の平田大六村長から歓迎の言葉を頂き、祭りを一緒に運営する村の方々と交流を深めました。

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 2日目、午前中は雪踏みや雪像・雪灯籠の作成、各集落の手伝いをしました。
 そして「七ヶ谷雪ほたるまつり」が開催されました。雪で作られた灯篭の中にろうそくを立て、火を灯し、会場をライトアップさせました。会場には村の方々の独創的な雪像や村の若者とIVUSA学生が一緒に作ったハート型の雪像もあり、それらも同時に点灯が行われ、幻想的で美しい風景になりました。

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 また、昨年に引き続き、学生の企画として「IVUSAカフェ」を設置させていただき、会場に来ていただいた方にコーヒーやスイーツを無料で提供しました。その他にも関川村の方と結婚した人を祝福する「ウエディング企画」もしました。

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 子どもからお年寄りまでたくさんの村の方々に来ていただき、会場はにぎわっていました。事前に関川村の小学生に向けて送った招待状を持ってくる子も多く、活動前の行動が祭りに来るきっかけになるのだと感じられました。
 来場者が帰った後、会場の片づけや村の方々と全体で写真を撮りました。

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 3日目、会場の片づけをしました。
 その後、雪ほたる祭りを主催するタランぺクラブの加藤克徳さんから、雪ほたる祭りに対する思いを改めて聞き、祭りの反省会をしました。反省会で出た意見を今後の活動に活かしていきたいです。

 すべての活動を終え、役場にて出発セレモニーを行いました。平田大六村長をはじめとした役場の方などに来ていただきました。

 最後は隊員の「いって参ります」、平田大六村長の「いってらっしゃい」と恒例の挨拶をして、関川村の方とお別れしました。

 最後になりましたが、この活動にご協力いただいた全ての方々に感謝いたします。
 今後ともご協力よろしくお願いいたします。(拓殖大学1年 遠藤 隼人)