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第11回淡海の川づくりフォーラムに参加しました

 2月4日に滋賀県大津市の滋賀県危機管理センターにて「第11回淡海の川づくりフォーラム」が開催され、滋賀県内外から約120人が集まりました。IVUSAからも学生5人が参加し、琵琶湖でのオオバナミズキンバイ除去活動についての展示と発表をしました。

 今回は16団体が参加し、各団体の環境に対する取り組みを発表しました。IVUSA は、昨年に引き続き4度目の参加となりました。

 はじめに、北井香実行委員長から、「水辺について学び意見交換や意欲向上の機会にしてほしい。水害に強い地域を作るには住民も水辺や川に関心を持つことが大切である」とフォーラムの趣旨についての挨拶がありました。

 その後、参加団体の発表が行われました。IVUSA からは、オオバナミズキンバイの概要や特徴、2014年から毎年夏に開催している3日間、延べ学生約1,500人で実施した「琵琶湖外来水生植物除去大作戦」について紹介し、今年度、初めて地元住民の方と連携した除去活動したことを発表しました。

 続いて、テーブル選考では、質疑応答を通して、それぞれの活動を理解していきました。

 選考委員から「活動で一番苦労したことは」という質疑に対し、「オオバナミズキンバイの除去活動に、興味や関心を持ってくれるのは比較的年配の方が多く、労働力の中心となる若者の関心を上げ、活動に巻き込んでいきたい」と話しました。

 また、「活動で楽しいと感じることは」という質問には、「社会を動かしているという実感がある。ネットで検索しても検索件数が全然無かった“オオバナミズキンバイ”が最近は、ネットにも多く掲載され、環境フォーラムに参加している人なら誰でも知ってい

 ポスターセッションでは、多くの方と話が出来ました。オオバナミズキンバイの除去が目的ではなく、地域と連携して活動することを目的としていることなどを評価していただきました。

 午後の全体討論で、IVUSAは今年度、多くの方と連携して広報活動や除去活動を行えたことを報告し、引き続き、さまざまな協力団体と連携して琵琶湖の保全に繋げていくことを発表しました。

 質疑応答では選考員からは、「他のセクターへのアプローチへの手応えは」という質問があり、「地域の方にオオバナミズキンバイ除去活動を体験していただいたことにより、琵琶湖の環境問題などを知ってもらうきっかけになっている」と話しました。

 今回の環境フォーラムに参加して、同じ琵琶湖を取り巻く環境に関して活動している人たちと交流と様々な意見交換をすることがでました。

 最後になりましたが、 淡海の川づくりフォーラム実行委員会、滋賀県、関係者の皆さまに感謝申し上げます。(大和大学1年 村山 はづき)