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宮城県山元町で、防災に関するヒアリング調査を実施しました

 2月21日から24日までの4日間、宮城県山元町で、防災に関するヒアリング調査を実施しました。
 この調査は、IVUSAが災害救援で助成をしていただいている、車両競技公益資金記念財団の委託による災害時要援護者の避難支援に関する研究事業に基づくものです。
 昨年の4月から活動させていただいている、山元町の方々にご協力いただきました。
 普門寺の坂野住職が、「30年間住んでいて、こんなにひどい寒さははじめて」というほどの寒波の中、過去にお手伝いしたお宅を伺ったり、地元の方に友人を紹介していただいたりしました。

 普段大人数で活動していると、なかなかお宅の方と、じっくり話す機会は少ないものです。
 震災後は、娘夫婦や親戚の家に何ヶ月か世話になったという人が多かったり、逃げる時に近所の人と声を掛け合って逃げたエピソードがあったり、山元町では地域のつながりが強いことを、改めて実感しました。
 人との繋がりが希薄化している大都会で、大きな災害が起こった時に、共助の取り組みが出来るのかどうかで、助かる命は増えるのだろうと思います。
 帰りは雪の影響で大幅に到着時刻が遅れましたが、全員無事に帰宅できました。