NPO法人国際ボランティア学生協会公式ウェブサイト

会員の方はこちらから

>ID/パスワードを忘れた方はこちらから



瀬田川オオバナミズキンバイ除去活動

 8月22日、国土交通省琵琶湖河川事務所の職員の方々の方6人とIVUSA学生7人の計13人の瀬田川でオオバナミズキンバイ除去活動を行いました。

 IVUSAでは2013年から琵琶湖に潜む外来水生植物の除去活動を行っており、今年で6年目になります。主にオオバナミズキンバイ(以下オオバナ)という、環境省より特定外来生物に指定されている水草を除去しています。オオバナは、とても繁殖力が高く、水面下に厚く根を張り、水の循環を妨げます。

 それだけでなく、太陽光が遮られるため、水質悪化につながることが懸念されます。なおかつ、鳥類や魚類の産卵場所であるヨシ群落を覆い尽くして繁茂するため、琵琶湖の生態系に深刻な悪影響をもたらしていると考えられています。

 本日の活動では、9月7日から9日までの3日間に行われる「琵琶湖外来水生植物除去大作戦2018」の活動に向けて、事前に注意しておくべき点や効率よくオオバナを根こそぎ取る方法について留意しつつ、オオバナを除去しました。

 午前9時半から瀬田川の東側で作業を開始し、国土交通省琵琶湖河川事務所の職員の方々と連携を取りながら除去、運搬に際しての注意を真剣に聞いていました。

 今回の活動成果は、岩場・水辺に生えていたものを含め、除去面積約50㎡、除去重量約400kgでした。

 最後に今回の活動のリーダーの手嶋飛翔(大学4年)から、「各現場のリーダーが今回学んだことをもとに、気をつけるべきことをグループ員にしっかり伝えられるようにしてください」と挨拶があり本活動は終了しました。

 琵琶湖外来水生植物除去大作戦2018(9月7日〜9日)当日まで残り2週間です。本番まで一生懸命に準備を整えて、お待ちしております。7日の大津市サンシャインビーチでの除去作業では、一般参加者の募集もしておりますので、興味のある方は下記のウェブサイトから参加申し込みをお願いします。
 
 最後になりましたが、今回の活動は装備の提供、また共に活動してくださった国土交通省河川事務所の皆様に多大なご協力をいただきました。この活動の成功は自分たちだけでは成り立ちません。深く感謝申し上げます。そして今後ともよろしくお願いいたします。(立命館大学2年 岡松 育夢)

https://banakin2018.wixsite.com/oobana2018