東日本大震災復興支援活動報告会が、10月22日(土)に立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)で行われ、IVUSA会員や一般学生の、総勢55名が参加しました。
報告会はIVUSA学生代表の菊谷 亮(日本大学4年)の「我々が何をしてきたかを振り返り、今後何ができるのかを考える1日にしたい。」という挨拶の言葉から始まりました。
詳細は以下の通りです。
1.活動のふり返りムービー
ムービーの映像によって改めて3月11日に日本に起きた出来事や人々の思いを振り返りました。皆が真剣にその映像と向き合い、中には目に涙を浮かべる人もいました。
2.活動報告
IVUSA副学生代表の西 夏希(立命館大学4年)により、震災以降15回に渡り行ってきた災害救援活動の様子を写真とともに報告させていただきました。
3.震災発生時からボランティア派遣までの現地との調整について
宮崎 猛志氏(NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)理事、IVUSA危機対応研究所所長)により、震災発生直後から災害救援15次隊までのプロセスや現地との調整、活動の成果について報告させていただきました。
4.これから若者になにができるのか
赤澤 清孝氏(NPO法人ユースビジョン代表)により、NPO法人ユースビジョンによる震災支援活動の紹介を踏まえ、今後学生が被災地の復興のためになにができるのかについての講演をしていただきました。現地のニーズを調査し、それをつながりのある様々な震災支援活動団体に紹介する支援方法や、現地避難所で被災地の人々とお話したり交流するなどして直接支援する活動など、IVUSAの活動とは異なる方法での復興支援を紹介してくださり、新たな発見でした。
5.ワークと意見交換
赤澤清孝氏と宮崎猛志氏のお話を踏まえた上で、今後自分たちに何が出来るのかについての意見をグループに別れて出し合いました。
その後、赤澤氏・宮崎氏と学生との意見交換が行われ、一般学生なども積極的に意見を交換する姿が印象的でした。
意見交換の熱気が冷め上がらぬ会場の中、最後に下村誠(IVUSA代表理事)の挨拶があり、今回の東日本大震災復興支援活動報告会は幕を閉じました。(同志社大学3回田中伸幸)