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2010年度第4回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 6月11日(金)から13日(金)の活動には23人が参加しました。

 今回は通常行われてきた農作業や古民家の作業に加え、GWの活動に引き続き栃尾にある標高592.6m、面積136haの市有林である大平山の整備を行いました。秋の収穫時期のために、農作業では地元の方と一緒に畑を耕し、じゃが芋や枝豆、西瓜など多種目の苗を植えました。
 大平山の整備では気温の上がる中、学生たちが木を切り倒し、鉈を使って薪割りも行いました。乾燥させた後大事な燃料として使うために、その薪は古民家に持ち帰りました。


地元の方と一緒に苗を植えています。


大平山の森林整備の様子。

 また、今回は通常とは違った目的を目指した活動も行いました。それは食育です。加工された食品ばかり食べている学生たち自らが鶏を絞め、そしてさばくことによって、命の大切さを学びました。普段は滅多に経験できない貴重な体験となりました。
 さばいた鶏はその日の夜の交流会で、命の有難みに感謝しつつ地元の方と一緒にいただきました。交流会では地元の方々と学生が古民家の前で一つの円になって行われ、話は盛り上がり、とても賑わいをみせました。(中央大学2年 久住 園子)

活動の詳細は随時とちおブログにて更新中:http://blog.canpan.info/ivusa-tochio/


【プロジェクト・リーダーより】
 今回は本当に濃かったです。スケジュールにかんしても、参加者にしてもです。行く前まで、いろいろと不安でした。でも、みんなはそんな不安を消してくれました。
 バスの中は、静かになることがなく、作業は一所懸命に取り組んでいて、交流会では楽しそうに地元の方々と話し、本当に今回は個性が出ていたんじゃないかなと思います。
 私が一番印象に残ったのは、やっぱり鶏をさばいて食べたことです。目の前で生きている鶏がどんどんいつも食べる肉になっていく過程を見ると衝撃的で、本当の意味で食の大切さを分かった気がします。
 これからはなんとなくではなく、感謝の気持ちを込めて「頂きます」と言ってありがたく食べ物を頂きたいと思います。
 最後になりましたが、ご協力くださった方々、参加してくれたみんな、ありがとうございました。(国士舘大学3年 守屋 美那)