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カンボジア小学校建設活動の写真・報告展&ワークショップ

 9月24日(金)、25日(土)の2日間、虎ノ門にある日本財団ビルにて8月17日から29日に行われたカンボジア小学校建設活動の写真・報告展を行いました。
 「あなたにとって豊かさとは何ですか?」というテーマで、実際に現地で活動した学生が撮影した写真やムービー、カンボジアの概要などをまとめ展示しました。


入口すぐの受付。

 日本では感じることの出来ないカンボジアの様々な面を象徴する写真、日本とカンボジアの比較した写真などの展示に加え、当日はカンボジアに届けるメッセージの募集もさせていただきました。そして、ご来場いただいた方々には現地での活動や、私たちが見たもの、感じたものを直接お話しすることができました。
 2日間で111名の方にご来場いただきました。
 

受付をおえると、さっそく笑顔の写真でお出迎えです。

 また、25日にはオックスファム・ジャパンのキャンペーン担当をされている鈴木洋一さんを講師にお迎えし、貧困や途上国の教育や国際協力のあり方について学ぶワークショップを開催し、23名の方に参加していただきました。




ワークショップの様子。
 
 ワークショップ参加者の感想です。

 グループワークを行い、援助に国内も海外も関係がないということ改めて感じられ、それぞれの役に様々な問題があったが図にすることによって、私たちにできることもおのずと分かりました。
 援助とはなにかをいろいろ考えさせられ、多くのことを学べたワークショップでした。(日本女子大学2年 矢野 友加里)

 今回の写真展を通して、カンボジアでの活動や現状がより多くの方に伝わり、何か考えるきっかけになっていたら嬉しいです。
 

日本とカンボジアの生活についての写真です。


 写真展を企画・運営に参加した学生の感想です。

 私は今回カンボジアには実際には行きませんでしたが、プロジェクト・チームに参加し写真展を準備しながらたくさんのことを学びました。
 今回のテーマは豊かさとは何かでしたが、どうしたらこのテーマを伝えることが出来るか、見る方に何かを感じてもらい、考えるきっかけになる写真展にするにはどうしたらいいかをとても考えました。

 私自身は、子どもたちの鋭い眼差し、ポル・ポト政権時代の大虐殺の歴史を伝えるトゥールスレン、ごみ山の写真からは深く心に訴えかけられるものを感じ何か出来ることから考えていかなければならないと思いました。
 その一方で、嬉しそうで楽しそうな子どもの笑顔からは凄く力強いエネルギーを感じました。この笑顔は暗い面よりもメインで見てもらいたい、暗い部分を見たあとにこの笑顔を見て考えるきっかけになってほしいと思ってたくさん展示しました。

 元々考えてはいましたが、実際に準備を始めたら、やることや考えることが思っていたよりも多くてとても大変な作業でした。しかし、みんなで意見を出し合いながら作業をすることも考えを深める良い機会でした。

 写真展では多くの方に来ていただくことができ、またみなさんゆっくり時間をかけて1枚1枚見てくれました。私の友人も来てくれたのですが、豊かさとは何かを考えるきっかけになったと言ってくれ、私たちが伝えたかったことが伝わってとても嬉しかったです。
 私たちが行動することで周りの人に何かを感じてもらい、行動するきっかけを作ることが出来ると実感しました。写真や私たちの熱意で伝えられるものは大きいと感じました。今後も、もし可能なら写真展を続け多くの人が考えるきっかけになったら良いなと思います。(津田塾大学2年 江頭 実季)


来場してくださった方に説明しています。


 写真展では募金活動を行い、カンボジアのコショウ、ストールも1つ300円で販売しました。
 募金総額:1,215円
 コショウ、ストール売上げ:3,900円

 これらは、カンボジア小学校建設費用にあてさせていただきます。
 ご協力ありがとうございました。

 カンボジア小学校建設活動へのご協力、並びに写真展へのご来場本当にありがとうございました。
 アジア教育支援プロジェクトでは定期的に街頭募金活動を行っております。
 今後もよろしくお願いします。