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第2回鴨川オオバナミズキンバイ駆除活動に参加しました

 9月27日、京都府鴨川七条大橋から塩小路橋にかけて繁茂しているオオバナミズキンバイ(以下オオバナ)の除去活動を京都府庁、鴨川を美しくする会、一般社団法人鴨川流域ネットワークを中心に合計51人で実施され、IVUSAからは学生8名、事務局1名が参加しました。

 近年琵琶湖だけでなく、京都府の鴨川でもオオバナが確認されました。鴨川で繁殖したオオバナは放置しておくと、淀川そして大阪湾へと広がっていきます。今回の活動は、鴨川の保全と下流域への拡散防止を目的に実施されました。

 オオバナ除去活動は、七条大橋から塩小路橋の間で2か所に分かれて実施されました。京都府や鴨川の美化に取組む団体の多くの方々にとって、オオバナの除去は経験が少ないため、水草の見分け方や除去作業の注意点、手順を確認しながら作業に取り掛かりました。IVUSAは、オオバナの見分け方や除去のノウハウを関係者に共有しながら除去作業を実施しました。


 作業終わりには、今回の活動範囲に残るオオバナの葉や茎を残さないように回収していきました。2時間の作業の結果、河原や水面に繁殖していた約100㎡、約500kgのオオバナを除去することができました。

 活動中に鴨川を美しくする会や京都府庁の方とお話していく中で、「学生がいることで、活動に活気が出た」「今回活動した場所以外にもオオバナが繁殖しているので、そこでの除去活動でも、お力をお借りしたい」との、お言葉をいただきました。

 最後には閉会式があり、その後は学生だけで今日のふり返りミーティングを行いました。

「オオバナの見分け方を事前に学んだことがあり、活動中には関係者の人にもオオバナを見分け方を教えることができた」という感想がありました。

 またIVUSAでの活動に初めて参加した1年生からは、「参加者の方と共にオオバナを除去していったことを通じて、環境保護の活動への興味が大きくなった」とIVUSAの行うボランティアへの強い意気込みがありました。

 最後になりますが、今回活動を開催していただいた京都府庁、鴨川を美しくする会、一般社団法人鴨川流域ネットワークはじめ関係者の皆さま有難うございました。今後とも宜しくお願いいたします。

・共催:京都府、鴨川を美しくする会、(一社)鴨川流域ネットワーク
・後援:環境省 近畿地方環境事務所、京と地球の共生府民会議、きょうと地域創生府民会議、(公財)琵琶湖・淀川水質保全機構
・協力:滋賀県、藤田医院、救援ボランティア左京
・参加団体:京都市、京都つくば開成高校、かもかも会、XOクラスター(オムロン)、堀場製作所OB会、株式会社レオパレス21、千両松地域エコ協議会、有限会社ブルーピーター、京都賀茂川漁業協同組合、七條大橋をキレイにする会、下京洛南地区自動車整備協議会、凸版印刷株式会社、NPO法人国際ボランティア学生協会

※IVUSAの学生は、感染防止対策として主催者、自治体、各大学のガイドラインに従い、これに沿った対策を行ったうえで活動を実施しています。
※この活動は一般財団法人セブン-イレブン記念財団から助成を受けて実施しました。