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キャンパス SDGs びわ湖大会 2021 で「オオバナミズキンバイの除去活動」の活動報告と意見交換を行いました

 11月20日に滋賀県立大学を会場に、オンライン(Zoom生配信)で「キャンパス SDGs びわ湖大会 2021」が開催されました。
 この大会今年が4回目で、昨年に引き続き今年もオンラインでの開催になりました。大会は3部制になっており、第1部では、「一層大きな自由のために」というテーマで、学生と滋賀県知事との対談が行われ、第2部では、博報堂Dホールディングス グループ広報・IR室CSRグループ推進担当部長である川廷昌弘さんから、「SDGsで自分を変える、未来が変わる」というテーマで基調講演がありました。

 そして第3部では、滋賀のSDGs・MLGsひろば(分科会形式活動報告)として、滋賀県内を中心にSDGs・MLGsに貢献する活動に取り組まれている15の団体・学校が4つの分科会に分かれ、各々の活動の報告と意見交換が行われました。今回はIVUSAから学生1名、事務局職員1名が参加し、第3部で発表者として「オオバナミズキンバイの除去活動」の取り組みの報告と意見交換をしました。


 
 第3部では、社会・人間・自然文化・経済という4つの分科会が設けられ、IVUSAはその中の「自然文化」の分科会に参加させていただきました。この分科会では、自然環境と各地の文化を守る活動を実践的に行っている4つの団体・学校が、それぞれの特色ある取り組みを紹介しました。
 今回、IVUSAからは「オオバナの除去活動」をもとに、その活動を通して感じた学生の意見、琵琶湖やその他河川の問題意識、また、SDGs・MLGs達成に向けたこれからの活動について発表させていただきました。5分と限られた時間の中ではありますが、9年間続けてきた除去活動での経験を踏まえて、これからどんなことに取り組んでいくのか、ということについて発表しました。

 発表後には、他の参加者の方から質問を頂き、多くの方に私たちの活動に関心を寄せていただきことができました。
 また、他の団体の方にも積極的に質問をさせていただき、お互いに学びあうことができたのではないかなと思います。SDGs・MLGsの関わり方として、より自分たちが活動している地域をより詳しく知ること・また現地で活動する大切さ、またより多くの人を巻き込んでいくために活動を様々な形で発信していくことの重要性を実感しました。

 各団体の発表後には、ディスカッションを行い、SDGs・MLGs達成のために必要なことについて意見を出し合いました。それぞれの団体が自分のしている活動の経験を踏まえて、何が大切であるのか考え、たくさんの考えを共有することができたと思います。
 また、SDGs・MLGsの関わり方として、自分たちが活動している地域をよく知ること・また現地で活動する大切さ、より多くの人を巻き込んでいくために活動を様々な形で発信していくことの重要性を実感しました。
 最終的には5か条にまとめ、(イラスト描きの人)に1枚の紙にまとめていただき、その後、4分科会・全体共有の場では、ファシリテーターを努めた学生の方に発表していただきました。

 90分と短い時間ではありましたが、他の団体の取り組みを知る共に、これからの活動のヒントを得たり、SDGs・MLGsとの向き合い方をより深く考えるきっかけになったりと大変充実した時間になりました。

 最後になりますが、主催者であるびわ湖東北歩地域連携協議会、滋賀県立大学の関係者をはじめ、多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。今後とも、よろしくお願いいたします。(立命館大学 2年 久保田 夏菜)