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静岡県西伊豆町地域活性化活動5月派遣隊

 5月28日と29日の2日間、静岡県西伊豆町にて5月の現地派遣を行い、学生13名と事務局1名が参加しました。今回の作業目的はIVUSAが西伊豆町で管理を行っている畑である「あめみや農園」の維持管理です。3月の現地派遣天気が悪い中での活動でしたが、今回は当日の朝から晴れ、農作業日和の中畑の作業が開始されました。

 1日目、現地に到着した最初の活動はあめみや農園での雑草の除去でした。前回の活動から2ヶ月経っているということもあり、畑には雑草が生い茂っていました。地域の方が草刈り機をかけてくださっている中、私たちは畑に敷かれている農業用マルチの周りに生えている草を抜きました。前日に降った雨で地面は柔らかくなっており、草抜きを行うのに最高なコンディションでした。

 作業の途中からはIVUSAと関わりがある現地の高校生にも作業に加わってもらい、様々な話をしながら草を抜いていきました。
 一通り作業が終わったところで3月の現地派遣の時に畑に敷いた農業用マルチの補修を行いました。一部がめくれているマルチには追加で杭を打ち、大きな穴が開いてしまったマルチには新たにマルチを敷き、穴や隙間を埋めていきました。

 草が生い茂っていた畑は4時間で綺麗に整った畑に変貌を遂げました。

 2日目は西伊豆町周辺の間伐材を使用したシイタケの原木を仮置きする作業をしました。当日朝、今回の活動の拠点になっている旧加茂幼稚園にて地域の方が用意してくださった軽トラックの荷台に原木を積み込む作業から活動がスタートしました。

 実際の原木は形や重さなどが様々あり、中には男子2名でやっと持ち上がるといった大変重い原木もありましたが、そんな原木も皆で協力し積み込みました。

 積み込みが終わった原木は現地の方に輸送していただき、私たちは原木を仮置きする場所に移動しました。現場に到着後は原木を置ける環境を整えるため、現地の草取りと山積された枝葉の撤去を行いました。

 1時間ほどで環境が整ったため、その後は原木を所定の位置に運び、組み合わせ、並べる作業に移行しました。様々な種類の原木を持った状態で土の斜面を歩くため、作業中には少し危険を感じる場面もありました。しかし一本一本丁寧に原木を運び、約3時間活動ですべての活動が終了しました。

 今回の活動の成果をもとに、6月の11日と12日に行われる現地派遣も頑張ります。(東京農業大学2年 山田 航輝)