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【春プロリーダー紹介】沖縄県戦没者遺骨収集活動 上西 達也(立命館大学4年)

 こんにちは!!
 沖縄県戦没者遺骨収集活動でプロジェクトマネージャーを務める滋賀草津クラブ4年の上西達也です!
 よろしくお願いします!

 私は「新しいことへの挑戦」が大好きです!
 その挑戦により、新しい仲間との関係を築き、様々な考え方を吸収してきました!
 その挑戦があったからこそ、自信を持って充実した大学生活を送れていると胸を張って言うことができます!

 この沖縄隊でのプロジェクトマネージャーを務めるというのも自分にとって「新しい挑戦」でした。

■どんなプロジェクト?
「硫黄島で戦死したおじいさんの遺骨を日本に持ち帰りたい」
 という一人の想いから、このIVUSAでの遺骨収集活動は始まりました。

 みなさんは、「沖縄は海が綺麗で観光地として有名」というような印象を持っている方も少なくないのではないでしょうか?

 そのような沖縄の顔の反面、第二次世界大戦末期に県民を巻き込み、激しい地上戦が行われた沖縄県には、戦後 77年を迎えた今でも多くの戦没者のご遺骨が土や植物などに埋もれたまま眠っています。
 加えて、戦後当時から遺骨収集を行っていたご遺族の方は高齢化が進み、遺骨収集の担い手が不足しているというのが現状です。
その担い手不足を解消するためにもIVUSAが学生の力で遺骨収集活動に関わっています。

 この活動ではただ遺骨収集を行うだけでなく、

 遺骨収集✖️平和学習

 という2本柱で行う活動になっています。

 これは先輩たちから引き継がれてきた「ただ遺骨収集ということを行うのではなく、戦争当時の状況を理解し、戦没者、ご遺族の想いに寄り添いながら遺骨収集を行う」という想いからそのような活動内容になっています。

 加えて、今回は例年の活動と異なり、JYMA日本青年遺骨収集団と共同で沖縄県での遺骨収集活動を実施します。

■意気込み!
 自分が初めてこのプロジェクトに参加したのは大学1年生の春でした。
 先輩に誘われるがままに「沖縄に行ってみたい」という興味で飛び込んだこの活動でした。

 しかしいざ参加してみると、みんなの遺骨収集に本気で取り組む姿勢、そしてその活動で感じたことや、平和学習で考えたことをもとに「自分なりの平和、戦争への想い」を言葉にして、共有する姿勢、他の人の想いを積極的に受け入れようとする姿勢を目の当たりにしました。

 そのような沖縄隊の魅力に触れ惚れ込んだからこそ、今のプロマネとしての自分がいると思います。

 これまでの沖縄隊への自分としての想い、
 IVUSAとしての遺骨収集への想い、
 一緒に活動するJYMA(日本青年遺骨収集団)の遺骨収集への想い、
 ひとりひとりの隊員の想い、
 さまざまな想いを「紡ぐ」ことによって、新しい「遺骨収集活動」を創り、
 自分のIVUSAでのボランティア活動の集大成としたいと思います。