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長野県飯山市活性化活動(雪まつり・かまくらの里)

 2月9日から13日までの5日間、飯山市城址公園とかまくらの里にて、学生97名、事務局1名が長野県飯山市活性化活動(雪まつり・かまくらの里のお手伝い)を行いました。
 3年ぶりとなる今回の活動は、雪まつりやかまくらの里の運営を通じてIVUSAと飯山市との繋がりを深めるとともに、飯山市の活性化を目指すことを目的としました。

 活動初日は、雪まつり会場(城址公園)とかまくらの里の二手に分かれ、IVUSA独自の企画を準備しました。約3時間半という短い活動時間となりましたが、雪を固めたりネットを張ったりして、お祭りを安全に楽しんでもらえるよう学生全員で作業を進めました。

 夜は、雪まつり実行委員の方々をお招きし、お祭りに向けて決起会を行いました。実行委員の方々とゲームをしながら交流することができ、お祭り当日に向けて気持ちがさらに高まりました。

 2日目は、お祭り前日ということでより気合いを入れて最終準備に取り組みました。この日は、朝から風が強く吹き、視界が悪い状況でした。時間経過とともに強くなる風と雪の中での活動は大変さもありましたが、お祭りを成功させたい気持ちで実行委員の方と協力しながら準備を終わらせることができました。

 この日の夜も地域の方との交流会を行いました。飯山市の婦人会「あじさいの会」の方々が作ってくださったおはぎや飯山の郷土料理である笹ずしをいただきました。慣れない雪の中での作業に疲れもありましたが、飯山市のふるさとの味を楽しむことができ、元気をもらいました。

 3日目は、お祭り初日でした。城址公園(雪まつり)では、そり遊びや雪チャリコースなどの遊雪エリアの補助やIVUSA企画の案内をしました。2日目とは打って変わり快晴だったため、前日に作成した18基の雪灯篭がすべて解けるというハプニングもありましたが、実行委員の方々と協力しながら修復することができました。

 かまくらの里では、ペイントアートや障害物競走が子どもたちに大人気でした。
 3年ぶりとなるお祭り初日は、太陽のもと雪と来場者の笑顔が光り、学生は笑顔に癒され、元気づけられました。

 4日目は、お祭り最終日でした。城址公園では、3日目に引き続き遊雪エリアが大人気でした。運営補助が終了した後、子どもたちと一緒に雪合戦をし、お祭り最後の時間はより一層、3年ぶりのお祭りを楽しみました。

 かまくらの里でも午前中から多くの人が集まり、子どもたちや地元の高校生、外国人の方とも交流しました。

 活動最終日の5日目は、活動を締めくくる一日となりました。かまくらの里に学生全員で向かい、かまくらに入ったり、スノーモービルを体験したりして思い思いに雪で遊びました。そして、学生とかまくら応援隊(「かまくらの里」にて、かまくら作りやその管理などの運営を行っている地域の方々)の方が一つに終結した「家族写真」を撮りました。かまくら応援隊の方から「来年もよろしくね」という声をかけていただき、飯山市の温かさを改めて感じる時間となりました。

 宿泊施設の清掃を行った後、飯山市文化交流館「なちゅら」にて飯山市との包括連携協定の締結式を行いました。IVUSAと飯山市は、これまで積み上げてきた協力関係をより一層強化し、地域貢献のためにこれまで以上に力を入れていきます。

 こうして5日間の活動は無事終わりを迎えました。お祭りを通して、さまざまな想いや繋がりを感じることのできた5日間でした。今後もIVUSAの活動や飯山市の発展につなげていけるよう、これからも飯山市のことを考え続けていきます。

 最後になりますが、この活動にご協力いただいたすべての方に感謝申し上げます。(東京女子大学3年 内藤 綾)