4月14日、東京都立松原高等学校定時制の学生20名に対し、東京世田谷クラブ5名が、ボランティア活動についての講演をさせていただきました。

　初めに、私たちの自己紹介と、各々が力を入れて取り組んできた活動について、一人ずつ話しました。生徒の皆さんは、興味を持って、真剣に聞いてくれました。

　その後、災害・防災をテーマにグループワークを行いました。これまで起きた災害やこれから起こる可能性のある災害を例に、災害による被害の大きさを説明したあと、「自分たちにできる対策」をテーマにディスカッションしました。
　生徒の皆さんからは「非常食の準備を定期的に行う」「家具を転倒防止用品で固定する」などの意見が出ました。

　最後に、災害救援の活動に複数回参加してきた中村和輝(国士舘大学4年)から、「災害は他人事ではない。一人ひとりが考え対策することで、自分自身や大切な人を守れたり、被害を減らせたりする」と生徒の皆さんに伝えました。

　これまで参加してきた活動で得た学びを高校生に伝えるという機会は、私たちにとっても貴重な経験になりました。このような機会をくださった東京都立松原高等学校の皆様、ありがとうございました。(昭和女子大学4年　木下 きあら)