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【夏プロリーダー紹介】京都府阿蘇海環境づくり活動 飯田 明日香(同志社大学3年)

●どんなプロジェクト?
 京都の学生から始まった、京都府阿蘇海環境づくり活動は、「京都の自然は京都の学生が向き合い、守っていくべきだ」と声を上げたことから活動がスタートしました。

 阿蘇海は、天橋立により外海の宮津湾と隔てられた閉鎖性水域であり、阿蘇海内の海水が外へ循環しにくいという特徴があります。
近年では、野田川から流出する栄養塩の減少によって貧栄養状態にある阿蘇海は、生物の多様性が失われつつあります。

 それによって、塩分濃度の低い環境を好む牡蠣が大量発生しており、大量繁殖した牡蠣が原因で、景観破壊、船の通り道を塞ぐといった多くの問題が顕在化しています。

 学生のマンパワーで堆積したカキ殻を回収することに加え、IVUSAがいなくとも地域住民が主体となり阿蘇海の環境問題に取り組める現地の関係づくり(=産官学民の関係強化・拡張)のために、「カキ殻拾うday」を実施します。

●活動に参加しようと思ったきっかけ
 今回の夏の活動で阿蘇海に行くのは4度目になります。これまで活動に行ってきた中で、地域の方々との関係やこれまでの活動の魅力、歴史を知りました。そこで先輩方がこれまで繋げられてきたこの活動を次は自分が幹部として大切に繋げていきたいと強く感じたのが一番の理由です。

●ここがおススメ!
 ただの環境保護活動ではなく、阿蘇海環境〈づくり〉活動であるということです。環境保護をきっかけとした地域活性化の活動で、地域の方をはじめとするたくさんの人たちとより良い阿蘇海の環境を一緒に〈つくっていく〉というところが最大の魅力であり、他にないオススメポイントです。
そして何より、地元の方々をはじめ、この活動自体がとてもあたたかい雰囲気です😊