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【夏プロリーダー紹介】琵琶湖外来水生植物除去大作戦2023 橋口 文香(関西大学4年)

 関西大学 大阪吹田クラブ4年の橋口文香です。



●どんなプロジェクト?

 滋賀県にある琵琶湖。みなさんご存じの通り、日本一大きな湖です。
 この琵琶湖、実はとってもすごくて、近畿1,450万人が利用する水源だったり、10万年以上の歴史があったり、固有種がいたりするんです!
 湖水浴もできるし、湖岸でBBQやキャンプ、グランピングもできちゃうんです!

 しかし、琵琶湖では、重大な問題があります。
 特定外来生物に指定されたオオバナミズキンバイという”侵略的外来水生植物”が繁殖していることです。琵琶湖の生態系が崩れ在来種が脅かされている、水質が悪化する、漁師さんが船を出しづらい、漁具へ絡み付く、など様々な問題を引き起こしています。

 この活動は「琵琶湖を守りたい」という、ひとりの学生の熱い思いから、2013年に始まった活動です。まさに『熱意は人を動かし社会を動かす』が体現された活動だと言えます。

 オオバナミズキンバイは、水陸両生で、茎や葉の断片からも再生します。機械では駆除できないエリアは人力で丁寧に除去作業をする必要があります。非常に厄介な水草ですが、学生ならではのマンパワーで立ち向かいます。

●参加しようと思ったきっかけ
 私は、昨年の夏もこの活動に参加しました。参加する学生全員が「このエリアに繁殖するオオバナを完全に除去する」という同じ目標に向かって、「がんばろう!」「オオバナ抜くぞ!」と声を掛け合い、必死にオオバナを取り続けました。仲間との一体感と、除去しきった時の達成感と、やりがいと、感動がそこにはありました。

 この感動を、もっと多くの人と共有したい、そう思い今回も参加しました。

●ここがおススメ!
“この活動にしかないエネルギーがある”
“言語化できない感動体験ができる”