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ラブリー山中湖夏の湖岸清掃2025

 8月1日から2日の1泊2日で学生46名、事務局2名でラブリー山中湖夏の湖岸清掃2025を実施しました。
 最初に山中湖村営キャンプ場で結団式を行いました。初めて顔を合わせる学生や初めてIVUSAの活動に参加する学生も多く、少し緊張している様子も見られました。
 昼食の後、観光と交流を兼ねて班ごとに分かれてスワンボートに乗ったり、食べ歩きをしたりして山中湖周辺を観光しました。
 キャンプ場へ戻ると、学生たちで薪から火をおこし、火が消えないように火力を調整しながら野外炊事を行いました。
協力して作ったナムルとカレーうどんを屋外で食べました。
 日が傾き、湖岸に報湖祭の花火大会の来場者が増えてきたころから、ごみを回収するクリーンパトロールを開始しました。
 クリーンパトロールでは、会場内のごみ拾いを行うと同時に、来場者に声をかけ、捨てられる前にごみを回収していきました。
 声をかけて歩いていると、多くの方から「ありがとう」「ご苦労様」と声をかけていただきました。
 また、湖から上がる美しい花火を間近で見ることができ、楽しみながら活動できました。
 その後のふり返りでは、清掃を通して感じたことを班内で共有しました。
 最も多く挙がったのが、「ありがとうと声をかけていただけるとモチベーションになり、もっと頑張ろうと思える」という声でした。
 活動2日目は、早朝から選抜メンバー7名が湖に入って清掃を行いました。
 タイヤや、金属片などのごみを回収することができました。
 8時半からそのほかのメンバーも合流し、ラブリー山中湖有志の会の方々に加え、株式会社ファナックの方々にも参加していただき、平野地区、山中地区を清掃しました。
 日差しが強く、気温も高かったため互いに声を掛け合い、熱中症に注意しながら活動しました。
 清掃では、袋に入らない大きなごみは少なかったですが、たばこの吸い殻やガラス片が多く見られました。
 昨日のクリーンパトロールと併せて合計で可燃ごみ91袋、不燃ごみ18袋を回収することができました。
 初めて活動に参加した学生は、「思っていたよりごみが少なかった。普段から地域の方がきれいに保とうとしている努力が見えた」と話していました。
 その後はキャンプ場へ戻り、地域の方と交流するクロスカフェを開催しました。
 山中湖村の教育長や村会議員の方をはじめ10名の方が参加してくださり、学生と山中湖のこと、学生生活のこと、将来のことなどを談笑しました。
「学生がこのような活動に参加してくれて、山中湖のことを考えてくれると嬉しい」とお言葉をいただき、学生も「また参加します」と山中湖のこれからを考える良い機会となりました。
 活動のリーダーである宮入遥彦(東洋大4年)は、クリーンパトロールや清掃活動について、「清掃をしている姿を見せることが大切。この姿を一人でも多くの人に見てもらうことで、ごみに対する意識が変わっていってほしい」と話しました。
 山中湖地域の魅力を知り、地域の方々の山中湖に対する愛情を感じることができた活動でした。
この活動にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。(慶應義塾大学4年 岩野 里緒菜)