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8月12日から8月15日の4日間、学生計56名で活動しました。
1日目は昼頃に西伊豆町に到着した後、活動のリーダーから「この4日間、受け身ではなく主体的に動くようにしよう」と隊員に向けて挨拶がありました。
その後IVUSAが管理するあめみや農園に移動し、雑草抜きなどの畑作業に取り掛かりました。蒸し暑い天気の中で困難もありましたが、学生同士が力を合わせて1日目の畑作業をやり遂げました。
2日目はお祭りの準備をする学生と、畑作業をする学生の二手に分かれて作業しました。安良里夏祭りの準備では、地域の方々と交流を深めながら協力して会場準備を進めました。
また堤防アートの企画を学生が準備している中、企画に参加する予定の子どもたちが「楽しみにしている」と声をかけてくれました。
畑作業組は、午前中に作物への水まきや追肥、防獣ネットを張る等の作業を行い、午後には指導いただいている藤原國男さんからレクチャーをいただきました。厳しい暑さの中でしたが、学生同士で役割を分担しながら無事に今回の目標の一つである畑作業を完遂しました。
2日目の夕方からは、安良里夏祭りに備え、祭り会場で盆踊りの練習を始めました。安良里夏祭りへの参加が初めての学生も多い中で、盆踊りの練習では本番さながらの盛り上がりを見せました。序盤は踊りが分からず苦戦する学生もいましたが、以前に経験した学生や地域の方々が前に出てお手本を見せ、学生たちは懸命に盆踊りを覚えようとしていました。
活動3日目は、いよいよ開催される夏祭りに向けて午前は引き続き準備をしました。2日目に準備したブースの道具やペットボトル風鈴などの装飾を屋台に備え、最後の準備が完了しました。17時から安良里夏祭りが始まり、出店したペットボトルボウリングやヨーヨー釣りには、たくさんの子供たちが訪れていました。
うちわ作りのブースでは子供たちが楽しそうに絵を描いている姿が印象的でした。
またあめみや農園で育てたじゃがいもを使った西伊豆コロッケも大盛況でした。練習を重ねた盆踊りは本番で大いに盛り上がり、練習時とは比べ物にならないほどの熱気に包まれました。会場には学生や地域の方々の笑顔があふれました。

祭りが終わった後は、地域の方々から「お祭りを一緒に盛り上げてくれてありがとう、来年もぜひ参加してほしい」といった温かい声をいただきました。学生からも「来年も西伊豆町の活動に携わって、お祭りに参加したい」といった感想があり、お祭りを通して地域の方々と学生の関係をさらに深めることができました。
その後、交流会を行い、安良里青年部の方にもご参加いただきました。西伊豆町の温かい魅力を教えていただいた貴重な機会でした。
4日目は、夏祭りの片づけを行いました。テントの解体や堤灯の取り外し、ごみ拾いなどを、地域の方々と協力して進めました。
その後の事後勉強会では活動の個人目標について班でふり返った後、隊全体の活動の成果発表がされました。西伊豆コロッケの売上だけは惜しくも目標に届きませんでしたが、4つの目標のうち3つの目標を達成することができました。
最後に活動のリーダーである沼田あづ美(立命館大学3年)から、「活動が終わってもこのつながりは消えない。このつながりを次に生かしていこう」という活動を締めくくる挨拶がありました。

蒸し暑い天気での活動となり、大変な場面もありました。しかし、地域の方々からの温かい声援もあり、最後まで活気あふれる活動を行うことができました。
活動にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。(立命館大学2年 伊藤 紗希)