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琵琶湖湖岸清掃活動

 9月4日から5日までの2日間、学生53名と事務局1名で実施しました。
 本活動では、琵琶湖周辺を清掃するとともに、ごみを出さないことを目標とする「ゼロウェイスト」を理念として取り組みました。ごみの分別やマイボトルの持参など、活動中も自分たちにできることをしました。

 活動1日目は、2グループに別れて祇園町と湖岸緑地大浜を清掃しました。
 祇園町の清掃では、活動前に清掃場所までの道を作りました。鎌を使い、草木を刈り取りました。初めて鎌を使う学生も多く、苦戦している様子も見られましたが、協力して道を作ることができました。

 湖岸に出ると、予想していたよりも多くのごみが落ちていました。特に、ペットボトルをはじめとしたプラスチック製品のごみが目立ちました。また、ごみは草木が生い茂っている場所に多く落ちており、収集に苦戦しました。それでも、隊員同士声を掛け合い、積極的に清掃をすることができました。

 活動2日目は、学生53名、事務局1名に加え、湖東湖北ゆうゆうパートナーズの社員の方と一緒に湖岸緑地大浜を清掃しました。湖東湖北ゆうゆうパートナーズ様には、活動前に、湖岸に出るための動線を確保するため、草刈りをしていただきました。

 1日目同様、草木が多く足元の悪い中での作業でしたが、一生懸命ごみを拾いました。

 清掃終了後、湖東湖北ゆうゆうパートナーズの社員の方は、「台風が接近していたが、皆さんの情熱で清掃をやりきることができた。今年は滋賀県で国民スポーツ大会が開催されることもあって他の団体も積極的に清掃活動をしており、琵琶湖を守ろうという意識が強くなっている。IVUSAの皆さんも今後も継続して活動に参加してもらいたい」と話されていました。
 環境問題を自分ごととして捉え、今後も清掃活動に携わることで琵琶湖の環境美化に貢献していきたいと感じました。

 2日間の活動を通じて、清掃活動に取り組むだけでなく、「どうすればポイ捨てが減るのか」や「ごみを出さないためにはどうすればよいか」を考えることの大切さを知ることができました。活動後も、「ゼロウェイスト」に対して自分は何ができるのかを考え、実践していきます。

【2日間の成果】
 可燃:270kg
 不燃:30kg
 合計:300kg

※この活動では、「びわ湖チャリティー100km歩行大会」から頂いた寄付金を使用させて頂いています。
※この活動は、日本財団「海と日本PROJECT」の助成を受けて実施しました。