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新潟県長岡市長岡まつり活性化活動

 8月1日から4日の4日間、新潟県長岡市にて、IVUSA学生97名、事務局2名、理事1名、計100名で活動しました。「交流と協働による地域の幸福度の高い地域の創造」を目指し、平和学習やフィールドワーク、神輿渡御、灯籠流し、フェニックス花火の運営補助を行いました。

 1日目、長岡商工会議所に到着後、本協会理事で現長岡市議会議員の桑原望氏から中越地震後の活動について伺い、その後NPO法人ネットワーク・フェニックスや一般社団法人長岡青年会議所の方々による勉強会が行われました。勉強会では長岡空襲や戦災復興祭としての長岡まつりの意義について学び、平和を未来へ繋ぐ使命感を強く抱きました。夕方には平和への願いを込めた灯籠流しを行い、その後神輿渡御に参加しました。地域の方々と学生が一丸となって神輿を担ぎ、交流と繋がりを深めました。

 8月2日と3日はフィールドワーク、フェニックス花火の募金活動、長岡花火大会の運営補助を行いました。フィールドワークでは長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」、戦災資料館、平潟神社、山本五十六記念館を訪れました。今年は長岡空襲から80年という節目の年であり、全国から多くの方が訪れていました。

 会場の設営準備ではNPO法人ネットワーク・フェニックスや地元の大学生と協力して進めました。

 フィールドワーク後に観覧したフェニックス花火は、長岡の人々の歴史や込められた想いを学んだからこそ感じられる深い感動がありました。

 復興祈願花火フェニックスの募金活動では、「みんなであげようフェニックス」を合言葉に幅広い層の方々から募金をいただき、地元の方々の長岡花火への特別な想いを強く感じました。また、花火終了後の会場案内では来場者の皆様から「ありがとう」と声をかけていただき、案内する側として感謝を伝える立場でありながら直接感謝の言葉をいただけたことに胸が熱くなりました。

 最終日には、地域の方々と長岡花火の魅力や名産品について話し合いました。NPO法人ネットワーク・フェニックスの理事である大原邦夫様からは、「ボランティアとして動く人の力が地域や社会を支えている」というお話しを頂き、 誰かのために行動する価値を実感するとともに、ボランティア精神をもって、地域に貢献することの大切さを改めて感じました。

 また、募金の成果報告があり、2日間の募金活動で、1,087,286円もの協賛金を集めることができました。

 4日間の活動を通して、長岡まつりの歴史や魅力に触れるとともに、地域の方々の想いやあたたかさを知ることができました。長岡花火に携わる誇りを実感するとともに、今後も「交流と協働による地域の幸福度の高い地域の創造」の実現に向けて尽力してまいります。この活動にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(東京家政大学4年 北條 日和、拓殖大学3年 山崎 瑞希、東京家政大学2年 渡部 亜胡、東京家政大学2年 得田 真由)