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新潟県長岡市栃尾まつり活性化活動

 8月22日から8月25日の4日間にかけて、学生18名、地元高校生1名、理事1名、事務局1名の計21名で活動しました。

 活動初日、栃尾祭の会場のひとつであるトチオーレにて、栃尾甚句保存会の皆様から大民謡流しをご指導いただき、その後は翌日のオープニングイベントや芸能祭で披露するよさこいの練習をしました。夕方からは、原町地区の方々に全日本樽神輿綱引き選手権大会に向けた練習や神輿渡御の担ぎ方を教えていただきました。夜には地区の皆様との懇親会を行い、交流を深めました。

 とちお祭1日目である活動2日目は、オープニングイベントにてお揃いのTシャツと法被を着用し、よさこいソーランを披露しました。練習の成果を発揮し会場を盛り上げた後、とちお同住会代表の千野義夫さんから、中越地震をきっかけとしたIVUSAとの出会いについてのお話を伺いました。

 夜には大民謡流しと神輿渡御に参加し、栃尾甚句に合わせて掛け声をかけながら踊り、原町地区の方々とともに神輿を担ぐことで地域の一体感を感じることができました。渡御後の直会では、名物のあぶらげをごちそうになり、温かい交流のひとときを過ごしました。

 とちお祭2日目である活動3日目は、芸能祭でよさこいを披露し、学生の元気を地域に届けました。午後には第25回全日本樽神輿綱引き選手権大会に出場し、全力で挑戦しました。結果は惜敗でしたが、仲間と力を合わせた経験は大きな財産となりました。

 夜にはとちお同住会の皆様と交流し、一緒に花火を鑑賞しました。地域の方から「また来年もぜひ来てほしい」と声をかけていただき、活動の意義を実感しました。

 活動最終日は、朝食後に事後勉強会を行い、個人目標の振り返りや今後の栃尾での活動について考えました。初めて栃尾に参加した学生は、「地域の人と初めましての状態で、初日は壁を感じてしまったので、行き続ける事で交流を続けていきたい」と感想を述べ、地域との交流の重要性を改めて実感しました。
その後の解団式では、リーダーの斉藤亮太(國學院大學4年)が活動の成果と反省を共有し、活動を締めくくりました。最後に隊員からリーダーへ寄せ書きとプレゼントを贈り、感謝の意を伝えました。

 今回の活動では多くの学びと交流がありました。良かった点も反省点も次につなげ、今後も栃尾地域をさらに盛り上げられる活動を目指していきたいと思います。4日間にわたりお世話になった皆様、この度は誠にありがとうございました。